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ベトナムで高齢化が急速に進行、高齢者は人口の16%
2025年06月03日(昨日)07時00分 公開

<写真:nld.com.vn>
ベトナムにおいて高齢化が急速に進展しており、2025年には65歳以上の高齢者が総人口の16%を占めると予測されている。
この水準は同国が2011年に高齢化社会へ移行してからわずか14年での到達であり、アジア地域において最も早い進行速度であるとされる。
ベトナム老年医学会のグエン・ドゥック・コン副会長によれば、ベトナムの高齢者の多くが3〜4種類の慢性疾患を抱えており、継続的な薬物療法を必要としている。
高齢者はその健康状態に応じて「健康な高齢者」「通常の高齢者」「虚弱高齢者」の3つのカテゴリーに分類される。
また、同国の高齢者人口は2069年に2520万人へ達すると見込まれており、2036年には本格的な「高齢社会」に突入すると予測されている。
一方、心血管疾患は依然として世界の主要な死因であり、全死因の約3分の1を占めている。
こうした疾患の多くは中低所得国に集中しており、ベトナムにおいても脂質異常症などのリスク因子への対策が急がれる。
このような状況の中、ベトナム国防省傘下の軍医175病院では、設立50周年を記念して科学会議が開催された。
同病院では2023年からの2年間で56件の腎移植に成功し、さらに5件の肝移植も実施されるなど、高度な医療技術の導入が進展している。
同病院のチャン・クォック・ヴィエット院長は、これまでの研究成果が学術誌に掲載されていることを報告し、今後も若手医師による研究活動の支援を一層強化していく方針を示している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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