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ハノイの9月2日連休、宿泊検索数が約44倍に急増

<写真:baomoi.com>
オンライン旅行予約サイトAgodaの最新データによれば、2025年のベトナム国慶節(9月2日)を含む連休期間において、ハノイ市における宿泊施設の検索件数が前年同期比で4418%増となり、実に約44倍に達した。
この著しい増加は、建国80周年を記念する大規模な式典や軍事パレードが開催される予定であることによるものであり、観光需要がハノイ市に集中していることを示している。
2024年はこの時期にハノイ市が検索上位に含まれていなかったが、2025年は一転して注目の的となっている。
旅行会社「Du Lịch Việt」によれば、ハノイ市で開催される軍事パレードの観覧と周辺観光地を組み合わせたツアー商品が、ホーチミン市発の国内旅行商品のうち30~40%を占める見込みであり、例年の20~25%を大きく上回っている。
また、旅行会社Vietravelも、4日間の連休に対応した3~5日間の国内外ツアーに対する需要が高まると見込み、歴史や文化に焦点を当てたツアー商品を1100万~1500万ドン(約6万280〜8万2760円)で販売する計画である。
例年、同時期にはフーコック、ニャチャン、ダラットといったリゾート地が人気を集めていたが、2025年は国慶節の特別イベントの影響により、ハノイ市が新たな観光拠点として脚光を浴びている。
Agodaの分析では、ベトナム国内旅行の検索数全体が135%増加し、国際旅行についても72%の増加が見られた。
国外の人気渡航先としては、バンコク、シンガポール、ソウル、バリ、クアラルンプールが挙げられている。
今後の観光動向は、国慶節イベントの詳細内容や一般参加の可否、さらに交通機関や宿泊施設における優遇措置の有無などにより、大きく左右される見通しである。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。