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銀行員が51億ドン横領、動機はLazadaでの買い物
2025年06月20日(本日)07時00分 公開

<写真:thanhnien.vn>
ホーチミン市人民裁判所は18日、元銀行員のフー・ホアン・ラン被告(26)に対し、銀行資金約51億ドン(約2832万円)を不正に引き出したとして、懲役20年の実刑判決を言い渡した。
罪状は詐欺による財産の占有で懲役16年、資産の横領で懲役4年であり、いずれも実刑として科された。
ラン被告はECサイト「Lazada」における商品決済のための資金が不足したことを動機として、勤務先の銀行から不正に資金を引き出す計画を立てた。
同行において取引担当者として勤務していた立場を悪用し、同僚に虚偽の指示を与えて帳簿に架空取引を記録させる手口により、自身の口座へ送金を行った。
これにより、銀行支店からおよそ51億ドン(約2832万円)が流出する結果となった。
加えて、ラン被告は日常業務で取り扱うために預けられていた現金1億ドン(約55万円)のうち、8500万ドン(約47万円)を着服していたことも明らかとなった。
なお、共犯として起訴された銀行職員4人については、業務上の規定を遵守せず間接的に損失を招いたと認定され、有罪判決が下された。
しかし、詐取行為への直接的関与や金銭的利益の享受は確認されなかったため、裁判所は銀行側が求めた損害賠償請求を棄却した。
裁判所はラン被告に対し、現在も未回収となっている約46億ドン(約2554万円)の全額を返済するよう命じた。
量刑の決定にあたっては被告が初犯であること、反省の姿勢を示していること、ならびに経済的困窮の事情が考慮された。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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