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深夜の寝室に潜む恐怖、エアコンから這い出るコブラ
2025年06月23日(本日)07時00分 公開

<写真:vietnamnet.vn>
18日未明、ベトナム北部ニンビン省において、7歳の女児が自宅で就寝中、エアコン内部から這い出たコブラ科の毒蛇に咬まれる事故が発生した。
女児は当初、家族に異変を訴えなかったため発見が遅れ、咬傷から約4時間後に容体の急変により病院へ搬送された。
病院到着時、女児にはまぶたの下垂、言語障害、呼吸困難など、神経系の深刻な症状が見られ、右太ももには明確な咬傷痕が確認された。
担当医は、重度の神経毒による中毒と診断し、直ちに気管挿管を行い集中治療に入った。
迅速な処置が奏功し、現在、人工呼吸器の離脱が進められており、容体は安定に向かっている。
毒蛇はカップニアと呼ばれる種類で、黒と白の縞模様を持つのが特徴である。
主に野生に生息し、強力な神経毒を有するため、咬まれた際には筋肉の麻痺や呼吸機能の障害を引き起こす危険がある。
治療が遅れた場合、呼吸停止に至ることもあるため、迅速な医療措置が極めて重要である。
今回の事例を受け、専門家は蛇に咬まれた際の対処法として、冷静に行動することの重要性を強調している。
まずは咬まれた部位を清潔な水で洗浄し、心臓よりも低い位置に保ったうえで、速やかに医療機関を受診することが推奨される。
また、可能であれば蛇の特徴を記憶し、捕獲して病院に持参することで、適切な抗毒素の選定に資するという。
一方で、民間療法や自己流の処置は逆効果となり、出血や感染、壊死を招く恐れがあるため、厳に慎むべきである。
今回の件は、住宅地においても野生動物との接触リスクが存在する現実を改めて浮き彫りにしており、住環境における安全管理の重要性が問われている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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