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ホーチミンで中学生が深夜に暴行被害、ネットカフェ経営者らを逮捕

<写真:congly.vn>
ホーチミン市タントイヒエップ街区において、未明に中学生2人が暴行を受ける事件が発生した。
ホーチミン市警察は6日、現場となったインターネットカフェの経営者グエン・ヴー・ハオ容疑者(30)および関係者ゴー・クオック・トゥ容疑者(29)を、公共秩序違反の容疑で緊急逮捕したことを発表した。
事件は3月23日午前2時30分頃、グエンアントゥー通りにあるインターネットカフェ「Tiger Gaming」で発生したものである。
防犯カメラの映像およびSNS上で拡散された映像によれば、2人の中学生が他人のアカウントを使用していたことに対し、ハオ容疑者らが激昂した。
その後、ヘルメットや塵取りなどを用いて複数回にわたり暴行を加える様子が確認されている。
被害に遭ったのは、地元在住の13歳のV.M.Hさんと14歳のH.T.Lさんであり、現在警察が負傷の程度を鑑定中である。
なお、ハオ容疑者は映像が拡散された直後に一時逃走していたが、警察はラムドン省当局と連携して身柄を確保した。
事件が深夜に発生したことを受け、地元住民の間では「営業時間の規定違反ではないか」との疑問の声も上がっている。
2024年施行の政府法令により、公共のインターネットサービス提供施設は午後10時から翌朝8時までの営業が禁じられており、タントイヒエップ街区人民委員会は当該施設の営業実態について調査を開始した。
違反が確認された場合、罰金処分が科される見通しである。
SNS上では本件に対する強い非難の声が広がっており、「暴力による解決は決して許されない」との意見が多数寄せられている。
一方で、深夜の時間帯に中学生がインターネットカフェに滞在していたことについて、保護者の責任を問う声も散見される。
ホーチミン市警察は、市民に対し公共の安全維持に引き続き協力するように呼びかけるとともに、異常な事案に関する迅速な通報を求めている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。