おすすめのプロモーション
Loading...
Loading...
Loading...
上半期の外国人観光客誘致 2016年の年間実績を上回る
2025年07月11日(昨日)07時00分 公開

<写真:kinhtemoitruong.vn>
2025年上半期にベトナムは外国人観光客1070万人を迎え入れ、2016年の年間実績を上回る成果を記録した。
特に1月と3月には月間訪問者数が200万人を超え、過去最高を更新した。
政府は2025年末までに2200万~2300万人の外国人観光客を受け入れる目標を掲げており、「2019年の黄金期」を超える成果の達成を視野に入れている。
観光業の成長を後押ししている要因として、政府による査証(ビザ)政策の緩和が挙げられる。
ポーランド、チェコ、スイスなど15カ国を対象に、観光目的の短期滞在に限ってビザを免除した。
さらに、愛国心を訴求するツアーや新たな娯楽施設の開業も観光需要の喚起に寄与している。
一方で、課題も多い。中国やタイといった競合国が積極的にビザ緩和策を講じているほか、国内航空運賃の高騰やインフラの不備が懸念材料となっている。
特に夏季や祝祭日には航空券価格が前年比で最大45%上昇しており、国内観光への影響が顕在化している。
専門家は、観光振興には単なるビザ免除にとどまらず、安全性の確保や文化・歴史資源を活用した差別化戦略の重要性を指摘する。
既にハノイ市では、重点市場ごとにターゲットを絞ったプロモーションが奏功しており、他地域への展開が期待されている。
観光業界関係者の多くは、現在の成長軌道を維持すれば、2025年には2019年を上回る訪問者数の達成が可能との見方を示している。
観光総局のグエン・チュン・カイン局長も「目標達成は十分可能である」と強調している。
[© poste-vn.com 2012-2025 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
あなたにおすすめの記事
もっと見る
Loading...
Loading...
Loading...