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ホーチミンのガソリン車規制、26年から段階的制限へ

2025年07月16日(本日)07時00分 公開
ホーチミンのガソリン車規制、26年から段階的制限へ

<写真:baomoi.com>

 

ホーチミン市は、交通部門における温室効果ガス排出量の削減を目的とし、化石燃料車の使用制限を段階的に導入する方針を明らかにした。

 

特に二酸化炭素排出量の多い車両を対象とし、配達員やライドシェア運転手の使用するバイクの電動化を優先的に進める計画である。

 

ホーチミン市当局は、国のグリーンエネルギー政策に則り、2030年までにバスの100%電動化を完了させる目標を掲げるとともに、その他の車両に対する排出削減策も検討中である。

 

その一環として、2026年1月から配達業務に従事する約40万台のバイクを対象に、電動バイクへの移行を支援する措置を開始する予定である。

 

研究機関によると、配達員やライドシェア運転手は一般市民の3〜4倍の距離を日常的に走行しており、都市の大気汚染に大きな影響を及ぼしている。

 

この現状を踏まえ、ホーチミン市は電動化を4段階で進め、2029年末までに全車両の100%移行を目指すとしている。

 

移行率は、2025年末に30%(約12万台)、2026年末には50%(約20万台)とし、段階的に拡大する計画である。

 

政策支援としては、年2%の低金利融資、信用保証、環境基準への適合支援など、多様な制度が提案されており、電動バイクの購入や充電インフラ整備に対する補助も含まれている。

 

さらに、旧式ガソリンバイクの廃棄促進や、電動バイクに対する税制優遇措置(付加価値税、登録料、ナンバープレート費用の免除)なども政府に提案されている。

 

加えて、旧カンゾー郡やコンダオなどの環境保全地域では、先行してガソリン車の使用制限が導入される見通しである。

 

ホーチミン市当局は、8月に37路線の電動バスを新たに運行開始する計画も明らかにしており、今後は民間企業との連携を深めながら、環境対応型の交通システムへの移行を一層加速させる構えである。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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