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HCMCの観光用四輪電動車、法改正で運行を停止
2025年07月07日(昨日)07時00分 公開

<写真:nguoidothi.net.vn>
ホーチミン市は2025年2月施行の新たな交通法規に対応する形で、7月1日より観光客向けの四輪電動車の運行を全面的に停止した。
今回の停止措置は同車両が都市部における運行条件を満たさなくなることが直接の要因である。
これまで市内中心部では約70台の観光用四輪電動車が運行されており、延べ50万人以上の観光客を輸送してきた。
環境への負荷が少ない交通手段として注目されていたが、新政令によりこれらの車両は最高速度30km/h以下の道路に限り運行が認められることとなった。
ホーチミン市内にはその条件を満たす道路がほぼ存在しないため、事実上の運行不可能な状況に追い込まれた形である。
ホーチミン市建設局によれば、交通インフラの制約に加え、国土交通省(現建設省)の通達による技術的および制度的な制限もある。
そのため、対象道路の指定や必要な標識の設置は現時点で困難とされている。
ホーチミン市当局は運行再開の可能性を模索しており、観光局や警察との連携を通じて新たな運行ルートの確保や制度整備に向けた意見収集を進めている。
また、電動車の活用を交通公害対策の一環とする構想も浮上しており、2025年第4四半期までに具体的な検討が行われる見通しである。
再導入の候補地としては、カンザー、コンダオ、および市中心部が挙げられている。
この問題に関連して、ベトナム自動車運輸協会は政府に対し、全国で稼働していた約1万5000台の電動車の活用再開を求める意見書を提出した。
総額5兆ドン(約275億7000万円)相当の投資が事実上停止しているほか、多くの労働者の雇用にも深刻な影響が生じていると訴えている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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