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北部でアフリカ豚熱が蔓延、年初から2.2万頭超が死亡
2025年07月16日(昨日)07時00分 公開

<写真:nhandan.vn>
ベトナム農業環境省家畜衛生局によれば、2025年初頭以降、北部の15省・市においてアフリカ豚熱(ASF)の感染が計386件確認され、感染した豚2万2026頭が死亡または処分された。
前年同期と比べると感染件数は44%、処分頭数は60%の減少となっている。
しかしながら、386件のうち11省・市の212件は発生から21日未満の新規感染であり、処分された豚の数は全体の約80%にあたる1万7438頭に上る。
特に感染が深刻な地域としては、ランソン省が118件・5629頭、カオバン省が43件・7720頭、ディエンビエン省が17件・1118頭の感染を記録している。
これを受けて、農業環境省は6月4日、感染のさらなる拡大を防ぐため、全国の地方自治体に対し、感染源の封じ込めやワクチン接種の推進などを含む防疫措置の強化を要請した。
家畜衛生局も現地での指導を行ってきたが、感染の再拡大はいまだ収束していない。
さらに、フート省では感染豚の違法輸送も摘発された。
7月9日には、タムズオンバック村において無認可で輸送されていた豚23頭のうち2頭がASF陽性と判明したほか、7月11日にはソンラ省からハノイ市に向かう途中のトラックに積まれていた190頭のうち4頭が感染していたことが確認された。
当局は今後も重点地域における監視体制の強化、広報活動の推進、ワクチンの積極的な活用を通じて、ASFの拡大防止に取り組む方針である。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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