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ハノイとホーチミンの比較、伝統と活気・それぞれの魅力

<写真:lifestyle.znews.vn>
米旅行誌『ナショナルジオグラフィック・トラベル』の記者が、ベトナムの二大都市であるハノイ市とホーチミン市を訪れ、それぞれの旅行体験を通じて異なる魅力を紹介した。
ハノイ市は千年の歴史を誇る文化都市であり、旧市街やホアンキエム湖周辺には落ち着いた雰囲気が漂っている。
中国風建築の家屋は、カフェや伝統音楽の会場として再利用されており、民族学博物館や女性博物館といった文化施設も充実している。
故ホー・チ・ミン主席の霊廟も多くの来訪者でにぎわい、街の歴史的象徴として親しまれている。
ホアンキエム湖の中央に佇む苔むした亀の塔や、11世紀に建立された文廟などの歴史的建造物も、訪問者にとって見逃せないスポットである。
一方、ホーチミン市は国際色豊かでエネルギッシュな都市として紹介されている。
東南アジアにおいて、バンコクに次ぐ夜の街として高く評価されており、ルーフトップバーや隠れ家風のバーを巡るカクテルツアーが観光客に人気を博している。
ブイビエン通りでは賑やかなナイトライフが展開され、活気に満ちた空気が漂っている。
食文化においては、ハノイ市がフォーの本場として紹介されており、伝統的な味を楽しむことが可能である。
一方、ホーチミン市は路上グルメが充実しており、海産物や米料理、麺類などを手軽に味わえる点が魅力とされる。
特にグエントゥオンヒエン通りやコーザン通りは、食通にとっての聖地として知られている。
ホーチミン市には静かな寺院街やフランス風の広場、現代アートのギャラリーも点在しており、芸術面でも多様な顔を見せている。
1930年代のフランス風邸宅を改装した美術館では、伝統的な漆絵や絹絵などが展示され、静かな鑑賞空間が広がっている。
交通面では両都市ともバイクが主要な移動手段であり、法令の強化により交通規律は改善傾向にある。
ハノイ市では4年前より都市鉄道が運行しており、ホーチミン市でも2024年12月から初の都市鉄道が稼働を開始し、都市交通の利便性向上が期待されている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。