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違法薬物乱用で精神障害、薬物問題の低年齢化に警鐘

2025年08月14日(本日)07時00分 公開
違法薬物乱用で精神障害、薬物問題の低年齢化に警鐘

<写真:tienphong.vn>

 

ハノイ市に住む21歳の女性が、突発的な笑い声や精神混乱などの異常行動を示し、精神科にて治療を受けた。

 

原因は16歳から始まった複数の違法薬物の継続的な乱用にあった。

 

この女性は健康な家庭で育ったが、友人の誘いにより笑気ガス(N₂O)、ケタミン、大麻などを試用していた。

 

その後、使用頻度と摂取量が増加し、幻聴や独り言、攻撃的な言動が現れ、母親への暴力行為も確認された。

 

過去にも治療を受けて一時的に症状は改善したが、服薬を中断したことにより再発した。

 

今回、精神・行動の混合型障害と診断され、25日間の入院治療を経て退院した。

 

バクマイ病院精神衛生研究所の報告によれば、近年では薬物乱用が低年齢化しており、中には10歳で使用を開始する事例も見られるという。

 

若年層が接触しやすい薬物としては、大麻、MDMA、GHB、ロヒプノール、ケタミンのほか、合成大麻(ADB)、コカミ、さらに紙片型や舌下型の新種薬物などがあり、これらは安価で入手しやすく、菓子や電子タバコなどに偽装されている点が問題視されている。

 

専門家は思春期の自己主張欲求や判断力の未熟さが薬物依存の引き金になると指摘している。

 

違法薬物は精神および身体の健康を著しく損なうだけではなく、学業や社会生活にも深刻な影響を及ぼす。

 

そのため、家庭と学校が連携し、子どもたちの生活態度や交友関係に注意を払いながら、薬物の危険性や拒否スキルに関する教育を行う必要があると警告している。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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