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ホーチミンにジュゴン漂着、救命には至らず死亡
2025年08月21日(本日)07時00分 公開

<写真:vietnamnet.vn>
ベトナム南部ホーチミン市に属するコンダオ諸島沿岸において、体長2m超、体重約300kgのジュゴンが19日に漂着し、翌20日に死亡していたことが地元当局により確認された。
瀕死状態のジュゴンがコンソン湾沿いの浜辺で地元住民により発見され、住民が救出を試みたが、当時は潮が引いており、救命には至らなかった。
通報を受けたコンダオ国立公園管理委員会および関係当局が現場に出動し、遺体を浜に引き上げて適切に処理した。
ジュゴンはインド洋から太平洋にかけて分布する海棲哺乳類であり、現在、世界で約5万頭しか確認されていない。
そのため、国際自然保護連合(IUCN)によって「危急種」に分類されている。
浅瀬に生い茂る海草を主食とし、主に保護区域、サンゴ礁、マングローブ林の周辺に生息している。
ベトナム国内ではフーコック島およびコンダオ諸島の沿岸にのみ限定的に生息しており、国家による厳格な保護対象とされている。
また、ジュゴンは人魚伝説の起源とも言われており、その独特の姿かたちから、世界各国で文化的・精神的な価値を持つ存在とされている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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