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ベトナム人の野菜摂取量、WHO推奨基準の約半分

2025年10月22日(本日)07時00分 公開
ベトナム人の野菜摂取量、WHO推奨基準の約半分

<写真:baomoi.com>

 

ホーチミン市疾病予防センター(HCDC)は、ベトナム人の野菜・果物摂取量が世界保健機関(WHO)の推奨基準を大きく下回っている現状を受け、家庭の食卓から健康的な生活習慣を見直すように呼びかけている。

 

WHOは、成人が1日あたり少なくとも400gの野菜と果物を摂取することを推奨している。しかし、ベトナム人の平均摂取量は約231gにとどまっており、基準を大幅に下回っているのが現状である。

 

HCDCによれば、家庭の食卓は単なる栄養補給の場ではなく、家族の絆を育む貴重な時間でもある。健康の維持と幸福の実現には、日々の食事で栄養バランスを意識し、継続的に適切な食生活を送ることが重要であると強調している。

 

バランスの取れた食事には、炭水化物、たんぱく質、脂質、野菜・果物という4つの主要な食品群を含める必要がある。中でも野菜と果物は、緑、赤、黄、紫など多様な色のものを取り入れることで、抗酸化物質をはじめとする多様な栄養素を効率よく摂取可能とされている。

 

現代社会においては、加工食品への依存や食のマンネリ化、さらには食品ロスといった課題も深刻化している。これに対し、HCDCは週単位での献立作成を提案しており、これにより時間や費用を節約可能になるとともに、栄養管理もしやすくなるとしている。

 

食材は旬の新鮮なものを適量購入し、調理方法としては蒸す、茹でる、煮るといった栄養素を損なわない手法を選ぶべきである。また、揚げ物や使い回された油の使用は控えるべきであるとしている。

 

HCDCは、栄養バランスと経済性を両立させた家庭の食事こそが、健康な体と家族のつながりを築く基盤であると述べている。各家庭においては、食事内容の見直しや適量調理といった身近な取り組みを通じて、健康的な生活への第一歩を踏み出すことが期待されている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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