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ホーチミンメトロで暴行事件、保護者マナーをめぐる衝突が発端
2025年10月28日(火)07時00分 公開
<写真:vietnamnet.vn>
ホーチミン市の都市鉄道メトロ1号線(ベンタン〜スイティエン)において、26日に車内の秩序をめぐり保安員が若者2人に暴行される事件が発生した。
事件は午後5時頃、同路線のトゥードゥック駅付近で発生し、乗客によって撮影された映像がSNS上で拡散され、大きな波紋を呼んだ。
報道によれば、当時23歳の男性保安員は、幼児が座席間の金属製バーに足を乗せていた行為に対し、安全上の懸念から保護者に注意を促した。
これに対して、15歳と17歳の少年が反発し、保安員に暴力を振るった。
保安員は頭部を含む複数箇所を集中的に攻撃され、複数の乗客が制止に入ったが、暴行はその後も続いた。
関係者によると、被害を受けた保安員は、都市鉄道1号線の運営会社から警備業務を委託されているタイロン警備会社に所属しており、今回の暴行により軟部組織の損傷を負った。
暴行はアンフー駅付近で始まり、トゥードゥック駅にかけて再度激化したと見られている。
事件を受け、都市鉄道会社はトゥードゥック区警察と速やかに連携し、加害者2人を特定した。
現在、警察当局は事件の経緯解明に向けて捜査を進めており、関係者からの事情聴取が続けられている。
同路線は、ベトナム南部で初めて導入された都市鉄道であり、全長約20km、14駅を有する。
2024年末の本格運行開始後には、通勤・通学を中心とした利用者の大幅な増加が見込まれているが、それに伴う公共交通機関における安全確保と秩序維持の重要性が一層高まっている。
今回の事件は、利用者一人ひとりの公共マナーと安全意識の向上が急務であることを改めて示す事例となった。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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