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ベトナムでの喫煙マナー違反、罰則強化の必要性
2025年03月27日(木)07時00分 公開

<写真:vovgiaothong.vn>
ベトナムでは公共の場での喫煙が法律によって禁止されているが、日常的に違反行為が確認されている。
3月22日にはホーチミン市のメトロ1号線駅付近において、喫煙を巡る口論が暴力沙汰に発展する事件が発生した。
バイクタクシーの運転手が駅近くで喫煙していた際に警備員から注意を受けたが、「自分の勝手だ」と反発して乱闘になった。
このような事例は一部にとどまらず、公共施設や病院、空港などの禁煙指定エリアにおいても、掲示を無視して喫煙する者の姿が後を絶たない。
また、集合住宅のベランダや車両の運転中に喫煙し、その煙や吸い殻が周囲に迷惑をかけている事例も多数報告されている。
これらの行為は受動喫煙による健康被害をもたらすのみならず、火災の危険性をも高めている。
ベトナムでは2000年代初頭に違反者への罰金制度が導入されており、現行の法令である2020年改正政令117号では、最高で50万ドン(約3000円)の罰金が科される。
しかしながら、その取り締まりの実効性は依然として低く、違反者の特定が難しいことや、通報体制が不十分であることが主な課題とされている。
このような状況を受け、専門家や市民からは公共の場での喫煙を抑止するため、罰則の強化、通報先の明示、防犯カメラの設置など、より実効性のある対策の導入が求められている。
適切な法執行の徹底と市民の意識向上により、受動喫煙や火災リスクの低減が期待される。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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