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社会保障費約12億ドンを不正受給、郵便局員夫妻が家族ぐるみの犯行

2025年10月31日(本日)07時00分 公開
社会保障費約12億ドンを不正受給、郵便局員夫妻が家族ぐるみの犯行

<写真:tienphong.vn>

 

ベトナム南部アンザン省において、地方郵便局に勤務する夫婦が虚偽の手続きを通じて社会保障費約12億ドン(約697万2000円)を不正に受給していた事実が、同省の監査報告により明らかとなった。

 

アンザン省監査局は、本件を警察当局に送致するように提言している。

 

調査によれば、タンヒエップ村の郵便局員であるフイン・バオ・ズオン氏は、2016年から2022年にかけて、死亡者、服役中の者、転居者など23人分の架空受給者記録を作成し、約8億300万ドン(約482万2300円)を不正に受け取っていた。

 

その後、ズオン氏の業務を引き継いだ妻のホー・ティ・ベー・トゥ氏も、2022年から2025年にかけて約4億6700万ドン(約271万3270円)を不正受給していた。

 

さらに、2人の娘も同郵便局に勤務しており、不正の事実を認識しながら報告を怠ったとされる。また、トゥ氏の義妹もこの不正に加担していた疑いがある。

 

加えて、同村で労働・傷病兵・社会福祉を担当していたレ・キー・ナム氏も、20件の虚偽申請により約7700万ドン(約44万7370円)を不正受給していたことが確認された。

 

監査当局は、これら一連の不正行為の背景に、村および郡の行政機関における監督体制の不備があったと指摘している。

 

とりわけ、社会保障受給者数の毎月の変動に対する管理や検証が適切に行われていなかったことが、長期間にわたる不正の継続を許す一因となったとされる。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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