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台風カルマエギ、中部地方に深刻な影響の恐れ
2025年11月06日(本日)07時00分 公開
<写真:laodong.vn>
ベトナム国家水文気象予報センターによると、台風第13号「カルマエギ」は5日17時時点で勢力を増し、中心付近の最大風速が時速150〜166km(カテゴリー14)、最大瞬間風速が約200km(カテゴリー17)に達した。
今後12〜18時間以内にはさらに勢力を強め、カテゴリー15に達する見込みである。
台風の中心は現在、南シナ海上のソンツータイ島の東北東約280km、またはザーライ省クイニョンの東南東約850kmの位置にあり、西北西へ向けて時速25kmで進行している。
上陸時にも非常に強い勢力を維持する恐れがあり、広範囲に深刻な影響を及ぼす可能性がある。
気象センターのマイ・ヴァン・キエム所長は、今回の台風によって中部各省に強風や高波、集中豪雨、洪水、土砂災害、高潮などが広がる恐れを警告している。
特に海上では波高が8〜10m、沿岸部では4〜6mに達する見込みであり、船舶や養殖施設に対する被害が懸念されている。
11月6日から7日にかけては、フエ、ダナン、クアンガイ、ザーライ、ダクラクを中心に200〜300mm、局地的には600mmを超える大雨が予想されている。
この影響により、中南部およびタイグエン地方にある中小規模のダムでは水位上昇のリスクが高まり、河川では洪水警戒レベル3を超える地点が出現する可能性がある。
さらに、寒気との相互作用によって北部からの強風域が拡大し、山岳地帯では瞬間的に風速10級(約90km/h)以上の突風が吹く恐れもある。
台風の影響はすでに沿岸部に及び、上陸前から強風や雷雨が発生するおそれがある。中部およびタイグエン地方においては、今後の気象情報に十分な警戒が必要である。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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