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ホーチミンで3197人のHIV新規感染、過半数をMSM層が占める
<写真:trungtamytequan12.medinet.gov.vn>
ホーチミン市保健局の報告によれば、2025年1月から9月までの間に市内で新たに3197人のHIV感染が確認された。このうち54%が男性同性愛者(MSM)であった。
今回の報告はホーチミン市エイズ・麻薬・売春対策指導委員会による対策実施状況を取りまとめたものである。
ホーチミン市内でHIV感染が初めて確認されたのは1990年であり、それ以来の累計感染者数は10万6409人に達している。
このうち1万7995人が死亡しており、現在は6万4125人が治療および管理下に置かれている。
新規感染者の87%は男性であり、年齢別では15〜29歳が42%、30〜39歳が30%、40歳以上が28%を占めた。
感染経路の大半は性的接触によるものであり、新規感染者の81%が安全でない性行為を通じて感染したとされている。
さらに、新規感染者の約90%はHIV感染リスクの高い行動を取る集団に属している。
この集団には注射薬物使用者、売春従事者、MSM、トランスジェンダー、HIV感染者の配偶者やパートナーなどが含まれる。
2025年時点で、ホーチミン市内のMSM人口は約7万2000人、売春従事女性は1万2500人、注射薬物使用者は約1万8800人と推定されている。
同年、当局はこれらのハイリスク層6万2366人に対して予防サービスを提供し、約60%のカバー率を達成した。
保健当局は2026年に向け、SNSや既存のモバイルアプリを活用して予防情報の普及とサービス提供の強化を図る方針を示している。
また、麻薬依存症対策としては、メタドンによる代替治療の質の向上と安定供給にも注力する方針である。
MSM層における感染増加の要因としては、肛門性交による感染リスクの高さ、頻繁なパートナーの交代、薬物使用など、複合的な行動が指摘されている。
これに対する対策として、HIVおよび同性間性交に関する知識の普及、コンドームの使用促進、定期的な健康診断とパートナーへの検査奨励が求められている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。