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ベトナムの経済成長はアジア首位、HSBCが経済報告で予測
<写真:vneconomy.vn>
HSBCは最新の経済報告において、2025年のベトナムの実質GDP成長率が8.02%に達し、アジア地域で最も高い成長率を記録する可能性があると発表した。
この数値は、同銀行が当初予測していた7.9%を上回り、2011年以降で2番目に高い成長水準となる見通しである。
成長を牽引する要因としては、通商分野の好調が挙げられる。
2025年の貿易総額は9280億ドル(約14兆6800億円)に達し、前年比18%増となり過去最高を記録する見込みである。
関税障壁が依然として存在する中、企業による事前注文の前倒しや、競争力の高い輸出品目の拡大が輸出の伸長に寄与している。
とりわけ人工知能(AI)ブームの追い風を受けて電子製品の輸出が急増し、輸出全体に占める比率は2010年の5%から35%へと大幅に上昇した。
一方で、繊維製品や履物といった従来の主力輸出品の割合は2005年の30%から10%台へと低下している。
しかしながら、米国市場におけるシェア拡大に成功しており、20%の報復関税が課されている状況下でも、携帯電話、繊維製品、靴といった品目でベトナム製品の存在感はむしろ高まっている。
国内経済も堅調に推移しており、個人消費は前年比8%増、固定資産投資は約9%の伸びを示すなど、内需の拡大が成長を下支えした。
また、観光業も回復基調にあり、訪問者数は2019年比で120%、観光収入はGDP比7%の400億ドル(約6兆3000億円)に達した。
HSBCは2026年のベトナムの実質GDP成長率を6.7%と予測しており、これは主要な国際金融機関の中でも比較的楽観的な見通しである。
シンガポールのUOBが予測する7.5%に次ぐ水準である。成長の背景には、公共投資の加速および輸出の堅調な推移があるとされている。
なお、ベトナム政府は2026年に実質GDP成長率10%超を目標として掲げているが、HSBCはこの目標の達成には貿易、投資、消費の各分野において強力な「起爆剤」が必要であると指摘している。
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