日系アパレル企業、ベトナムの女性向けトップアパレルメーカー目指す

2019年05月02日(木)00時00分 公開
日系アパレル企業、ベトナムの女性向けトップアパレルメーカー目指す

<今年度末までに新たに23店鋪を展開することが期待されているストライプインターナショナル(写真:ストライプインターナショナルより)>

 

日本のカジュアル衣料大手の株式会社ストライプインターナショナルは、今年度末までにベトナムの女性向けアパレルトップセラーとなることが期待されている。

 

同社は、競合他社であるファーストリテイリング社や良品計画社が市場に参入する前に、ベトナムでの事業を拡大する予定だ。2019年内にハノイだけでなく、ホーチミンやダナンといった多くの都市に23店舗を展開する予定だ。

 

ストライプインターナショナル ベトナム支店の代表取締役社長の張替勉氏は日経アジアレビューに対し「小都市が発展すると、事業者がやってくる。そこに私たちのグループが新しい店舗を展開する機会がある」と述べた。

 

2017年、ストライプインターナショナルは20代〜40代の働く女性の間で人気を集めるベトナムのアパレル企業NEM Groupを買収した。

 

同社は、ベトナムでの売上高が前年同期比30%増の4640万ドル(約51億円)、長期的には国内売上高が7060万ドル(約80億円)、営業利益率が25%となることを目指している。

 

ベトナムで日本の衣料品ブランドの展開を計画しているのはストライプインターナショナルだけではない。昨年、ユニクロは今年の秋に、ホーチミンでベトナム国内初となる出店計画を発表し、今月初めにスタッフの募集を開始した。

 

 

日本の家庭用品とアパレルを取り扱う無印良品も、来年初め、ベトナム国内初となる店舗をホーチミンにオープンする予定だ。

 

ドイツ系調査会社のStatista社によると、ベトナムのファッション部門の収入は2017年〜2022年の間に年間22.5%増加し、2022年までには年間9億8800万ドル(約1100億円)規模に達すると予測されている。

 

ファッション部門からのベトナムの収入は2017年には4億8600万ドル(約540億円)、2018年には5億5700万ドル(約620円)に達し、今年は6億6100万ドル(約740円)に達すると予測されている。

 

出典:VnExpress

 

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