ベトナム航空、東京-ハノイ間でデルタ航空と共同運航へ

2019年08月16日(金)00時00分 公開
ベトナム航空、東京-ハノイ間でデルタ航空と共同運航へ

ベトナム航空はデルタ航空は共同運航を行う契約を締結した。これにより、デルタ航空はベトナムの航空会社に自社の座席を提供するとなる。

 

ベトナムの航空当局は、2月にアメリカ連邦航空局(FAA)から国連のICAO(国際民間航空機関)の安全基準を満たす『カテゴリー1』に認定されていた。

 

『カテゴリー1』の認定でベトナムの航空会社がアメリカへの直行便を就航できるようになるだけでなく、アメリカの航空会社との共同運航便の実施ができるようになる。

 

デルタ航空は、2019年10月からハノイ-東京間の路線でベトナム航空との共同運航便を実施し、チケットを販売するという。

 

今回の契約は2010年にベトナム航空とデルタ航空が締結したスカイチーム加盟航空会社間の契約を拡大するものだ。以前の契約ではベトナム航空が東京・成田とフランクフルトからアメリカへのデルタ航空のチケット販売を行なっていた。

 

ベトナム航空のLe Hong Ha氏とデルタ航空のPerry Cantarutti氏は以前の契約から拡大された今回の契約に署名した。

 

ベトナム航空が「デルタ航空と共同運航を行うことで、乗客はベトナム航空かデルタ航空どちらかの搭乗手続きだけですむため、両国の観光地への訪問が容易になる」と声明を発表している。

 

2018年の訪越アメリカ人は75万7000人となり、 2017年から8%増加している。

 

そのほとんどが北アジア経由で訪越している。現在のところ、ベトナムとアメリカ間で直行便は運航されていない。

 

ベトナム航空とデルタ航空はどちらも東京・成田と東京・羽田への就航をしている。

 

9月からデルタ航空は成田空港から撤退し、羽田空港へ完全移行すると先日発表している。

 

ベトナム航空は現在、ハノイ−東京・羽田間をエアバス350型機を使用して運航している。

 

同便は羽田空港に現地時間15:05に到着し、現地時間16:35にハノイへ向け折り返しの出発をしている。

 

羽田空港に昼頃到着するロサンゼルスとミネアポリスからのデルタ航空便の乗客も同便へ接続することが可能になる。
 

出典:FlightGlobal

 

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