ベトナムの配車アプリGovietを解説!使い方やGrabと価格比較も紹介
※ 追記:「Go Viet」はインドネシアと統一され、「Gojeck」へと変更されています。
ベトナムでは2018年8月から「ゴーヴィエット(Goviet)」という新しい配車アプリが登場しました。ベトナムでタクシーを呼ぶアプリといえば、やはりGrabを思い浮かべる方が多いかと思いますが、GovietとGrabの違いはどこにあるのでしょうか? 今回は、ベトナムで新たに開始した配車アプリGovietの使い方や特徴を解説します!
Govietとは?
Govietはベトナムで「Grab」「バトー(Vato)」「エーバー(Aber)」などにつづき、サービスが開始された配車アプリです。Govietはインドネシアで2018年現在大きなシェアを誇る「ゴージェック(Go-Jek)」がベトナム版として運用を開始しました。2018年8月からホーチミン市内の12地区でサービスを開始し、2018年9月にはバイクタクシー配車サービス市場シェアの10%を獲得し、ハノイまでサービス範囲を拡大させました。2018年9月現在ではバイクタクシーとバイク便のサービスしか行っていませんが、今後タクシー配車サービスやデリバリーサービスなどに事業を拡大する計画もあるそうです。
出典
Goviet 登録から使い方までの手順
Govietの使用方法を知らない方のために、アプリをダウンロードしてからタクシーを呼ぶまでの手順を徹底解説します。
「Goviet」ダウンロード→登録
まず、「App Store」や「Google play」で「Goviet」と検索して、専用のアプリをダウンロードしましょう。ダウンロード後にアプリを開き、Govietでアカウント登録をしましょう。アプリを開くと黒い登録画面がでてきます。登録には名前、電話番号、メールアドレスの入力が必要です。全て入力したら「Register(登録)」を押します。その後、登録画面で入力した電話番号に4桁のコードが送られてきます。その4桁の番号を次の画面に入力し、「Submit(提出)」を押すと登録完了です。
GovietはFacebookアカウントで登録することも可能です。その際はFacebookアカウントにログインする必要があります。
タウンロードする
目的地を選ぶ
2018年10月現在、「Goviet」ではバイクタクシーとバイク便のみ手配することができます。今回はバイクタクシーを手配する方法を中心に紹介します。まずは、画面左上にある「GO-BIKE」という緑のボタンを押します。
すると、目的地を入力する画面に移動します。スマホ画面の「Where would you like to go?」というボタンを押すと目的地設定の画面に切り替わり、場所の入力ができるようになります。目的地を設定したら出発地も確認しましょう。目的地の入力、出発地の確認が完了したら「ORDER GO-BIKE」という緑のボタンを選択し、配車を確定しましょう。
マッチング→乗車
「ORDER GO-BIKE」のボタンを押すと、自動で近くのドライバーとのマッチングが始まります。マッチングが成功したら、画面には「ドライバーの位置」「ドライバーの名前」「車両のナンバー」などが表示されます。「Call」というボタン押すとドライバーと電話をすることとができ、「Chat」というボタンをおすとメッセージを送ることができます。
Govietではドライバーからベトナム語で電話がかかってくる場合がよくあります。大抵は「送迎場所の確認」「あと◯分で着く」などの内容です。ベトナム語が聞き取れない場合は「I cannot speak Vietnamese」と伝えれば、大抵のドライバーが理解してくれます。ドライバーの中には英語で話してくれる人もいます。
自分が予約したドライバーが近づいてきたら、携帯画面に表示されているバイクのナンバーが合っているかどうかや、ドライバーの携帯画面を見て自分の名前が表示されているかどうかチェックをしてから乗るようにしましょう。
予約時に目的地を入力しますが、ドライバーに再度確認されることもあります。その際は、携帯の画面をみせるか口頭で目的地を伝えれば大丈夫です。
支払い
目的地に着いたら、あらかじめ画面にでていた料金を支払います。お金の単位や値段を間違え無いようにドライバーにお金を払いましょう。ベトナムで既に人気のあるGrabやVATOはクレジットカードの登録、支払いができますが、Govietにはそのシステムがないため(2018年10月現在)現金で支払う必要があります。ドライバーがおつりを十分にもっていない場合もあるため、小さい金額のお札を用意することをオススメします。
タクシーから降りる際にベトナム語で「ありがとう」という意味の「Cảm ơn (カム オン)」と伝えられるといいですね!