ダナンの五行山(マーブルマウンテン)|行き方や所要時間などを紹介

ダナンの五行山(マーブルマウンテン)|行き方や所要時間などを紹介

日本から毎日直行便が運航しており、最近、話題になっているベトナムの人気リゾート・ダナン。

 

ダナンに旅行にきたら外せない、おすすめの観光スポットの1つに五行山(マーブルマウンテン)があります。

五行山(マーブルマウンテン)は、ほとんどの旅行雑誌やメディアで取り上げられているため、行ってみたいと思っている人も多いと思います。

 

そこで、今回は、そんな五行山(マーブルマウンテン)について、人気の理由や歴史、行き方、観光の所要時間、観光時の服装などを合わせて紹介します。

 

 

五行山(マーブルマウンテン)とは?

 

ダナン,五行山

五行山とは、ダナン市街地からホイアンに向かって車で約20分走った場所にある有名観光地。

パワースポットとしてや、絶景スポットとして昔から人気な場所で、ダナン旅行にきたら、必ず行って欲しい観光地です。

 

五行山は、山全体が大理石でできていることから、別名、マーブルマウンテンとも呼ばれています。

 

五行山はなぜ有名?なぜ人気?

五行山は、パワースポットとして昔から有名で、それに加えて絶景スポットであることから観光地として人気になりました。

 

五行山には神秘的な雰囲気が漂う洞窟寺院があり、ベトナムでは昔からパワースポットとして崇められていたそうです。

今でも、ベトナム全土から参拝者がくるほど有名な場所なんです。

 

さらに、五行山の急勾配を登ったその先には絶景スポットがあり、ホワイトサンズと呼ばれる白い砂浜が美しいダナンのビーチやダナンの街並みを一望することができます。

 

五行山の由来

ダナン,五行山,ミンマン帝

<グエン王朝 第2代皇帝のミンマン帝>

 

五行山という名前は、中国古代の宇宙観とされる陰陽五行説に由来するそう。

 

陰陽五行説とは、陰陽思想(全ての事象が陰と陽の相反する状態で存在するという考え)と五行思想(万物が、火水木金土の5要素から成り立つという考え)を組み合わせた考え方。

 

五行山は1つの山ではなく、ホアソン(火山)、トゥイーソン(水山)、モックソン(木山)、キムソン(金山)、トーソン(土山)という5つの山から構成されています。

そのため、五行山という名前が付けられました。

名付け親は、ベトナム最後の王朝、グエン王朝の第2代皇帝のミンマン帝だと言われています。

 

ミンマン帝は中華思想が強く、清を宗主国としながらも自らを主体とした「中華秩序」的な世界を形成しようとしていたとされています。

そのため、中国古代の陰陽五行説から名前を取ったのかもしれませんね。

 

また、五行山はなんと、山全体が大理石でできている超豪華な山なんです。

そのため、英語で大理石を意味するマーブル(marble)を使って、別名、マーブルマウンテンとも呼ばれています。

 

五行山の歴史

五行山の歴史は、2世紀後半まで遡ります。

2世紀後半というとピンとこないかもしれませんが、日本では邪馬台国の卑弥呼が擁立された弥生時代後期の頃です。

 

ダナンが位置するベトナム中部沿岸地域には、インドネシアから北上してきたチャム族が築いたチャンパ王国が2世紀後半から長きに渡って存在していました。

そのため、五行山の洞窟内では、チャム族が信仰していたヒンドゥー教特有の文様や、神様のレリーフが施された祭壇などを見ることができます。

チャンパ王国はその後、ベトナム最後の王朝であるグエン王朝の繁栄と共に終わりを迎えました。

チャンパ王国の終焉後に、五行山に建立された主な寺院には、当時グエン王朝に対して強い支配権を持っていた清の影響を受け、中国文明の建築様式が取り入れられています。

 

また、ダナンはベトナム戦争の激戦区としても有名。

ベトナム戦争の時に、隠れ場所として使用されていた五行山内の洞窟には、空爆により穴が空いている箇所もあります。

 

五行山の場所

五行山はダナン市街地の南東、ダナンとホイアンの中間地点に位置しています。

 

所要時間

五行山は、5つの山全てに洞窟とトンネルがありますが、整備された散策コースがあるトゥイーソンが参拝・観光地になっています。

 

トゥイーソンを観光する場合の所要時間は1時間〜4時間程度です。

トゥイーソンには観光スポットが15箇所ありますが、全てを見て回るとかなりの体力と時間を使います。

 

  • トゥイーソン内の主要ポイントのみ観光する場合:約1~2時間
  • トゥイーソン内の全てのスポットを観光する場合:約4時間

 

トゥイーソンには、入口付近や山中にマップの看板がいくつかあります。

なので、登りながらマップを見て、自分の体力と相談して、観光する場所を決めるのがおすすめです。

 

営業時間

  • 7:00~17:00(年中無休)

 

入場料

五行山への入場にはチケットを購入する必要があります。

 

入場チケット料金に加えて、エレベーターの利用とアンフー洞窟への入場には別料金がかかります。

自力で行き帰り階段を使う!と意気込んでいても、途中で疲れてしまうこともあると思います。

そんな時は、帰り道だけエレベーターで下ることもできます。

 

また、アンフー洞窟の入口は駐車場に近い場所にあります。

他のスポットとアンフー洞窟の両方を見て回るほど、体力や時間に余裕がない方は、気軽にアンフー洞窟だけを観光するのも良いかもしれませんね!

 

  • チケットのみ:4万ドン(約200円)
  • チケット+エレベーター:5万2000ドン(約260円)
  • エレベーター利用料
    片道:1万5000ドン(約75円)
    往復:3万ドン(約150円)
  • アンフー洞窟:2万ドン(約100円)
     

 

 

ダナンからの行き方

 

ダナン,五行山,行き方

五行山まではタクシーやバスで行くことをおすすめします。

ダナン中心市街地やビーチ沿いから五行山までは、車で約20分〜30分程度かかります。

 

タクシー

街中で走っているタクシーや空港のタクシー乗り場からアクセス可能です。

 

  • 料金:約10~20万ドン(約500円~1000円)

 

 

 Grab(タクシー配車アプリ)

自分で手を挙げてタクシーに乗るのはちょっと不安、という場合にはGrabというタクシー配車アプリを使うことをおすすめします。

事前に料金も表示されるので安心です。

 

  • 料金:約10~20万ドン(約500円~1000円)

 

 

 バス

バスに乗ってローカル感を味わいながら五行山へ向かいたい! というチャレンジ精神がある方にはバスがおすすめです。

バスでアクセスする場合、ダナン大聖堂の前から出ている路線バスに乗車して行くことができます。


路線バスナンバー「01」、車体にĐÀ NẴNG - HỘI ANと書いてある黄色いバスです。

バス停の看板には①ĐÀ NẴNG - HỘI ANと記載があるため分かりやすいです!

 

  • 料金:約2万〜3万ドン(約100円〜150円)

 

ダナン大聖堂の前のバス停

 

 

 

五行山の観光名所

 

5つの山から成る五行山の中でも、最も大きく、参拝や観光の代表地であるトゥイーソン山に点在する観光名所をご紹介します!

 

1:サーロイ塔(Xa Loi Tower)

ダナン,五行山,サーロイ塔

一番最初のスポットは、サーロイ塔(Xa Loi Tower)です。

 

サーロイ塔の高さはおよそ、野球の1塁から2塁までの間隔ほど。

バスケで言えば、コートの長辺と同じくらい。

 

空に向かいそびえ立つ六角形の七重の塔の中には、小さな祭壇やお釈迦様が祀られています。

 

2:リンウン寺(Linh Ung Pagoda)

ダナン,五行山,リンウン寺

白く大きな観音様が特徴的なリンウン寺。

観音様への参拝に多くの方が訪れているそう。

 

寺院は赤や黄色などでカラフルに装飾され、とても美しいです。

 

ダナンには3つのリンウン寺がありますが、このリンウン寺は五行山内にあるものです。


3:タンチョン洞窟(Tang Chon Cave)

ダナン,五行山,タンチョン洞窟

タンチョン洞窟は、トゥイーソンの中で2番目に大きい洞窟です。

ホイアン旧家風の社(やしろ)があるだけでなく、洞窟内にはチャンパ様式の文様やお釈迦様が祀られています。 

 

4:展望台①(View point)

ダナン,五行山,展望台

スタート地点から10分ほど歩くと最初の展望台に到着します。(五行山には展望台が2つあります!)

登り始めて少し休憩したいなと思った時に涼しい風を感じられる場所です。

 

5:ヴァントン洞窟(Van Thong Cave)

ダナン,五行山,ヴァントン洞窟

ヴァントン洞窟は、岩山に丸い穴が空いたような入口が特徴的です。

 

中では黄色い袈裟を纏ったお釈迦様が安置されています。

 

さらに先を進むと、陽の光が洞窟に差し、とても神秘的な空間を味わうことができます。

足元がかなり悪いため注意が必要です。

 

6:リンナム洞窟(Linh Nham Cave)

ダナン,五行山,リンナム洞窟

中には小さな祭壇があり、お線香をあげることができます。

リンナム洞窟も足元が悪く階段が不安定なので注意しましょう。

 

7:休憩所(Relaxation area)

ダナン,五行山,休憩所

休憩所では、食べ物・飲み物やお土産を購入できます。

熱中症対策として、ここで適度に休憩し水分補給しましょう。

 

8:最も標高の高い展望台(The highest peak)

ダナン,五行山,景色

五行山の中で一番高い展望台(The highest peak)です。

 

ここに登るまでは少し体力を使いますが、その分最高の景色が待っています。

頑張った自分へのご褒美と言わんばかりの美しいダナンの海を一望でき、晴れていれば海の向こうの水平線までもくっきりと観ることができます。

 

9:ホアギエム洞窟(Hoa Nghiem Cave)

ダナン,五行山,ホアギエム洞窟

玄空關(げんくうかん)と書かれた門をくぐり抜けると、ホアンギエム洞窟が見えてきます。

 

中には小さな祭壇があり、しなやかで美しい立ち姿の像が祀られています。

この像は「ポーナガー」と呼ばれるチャム族の女神様だそう。

海の泡と空の雲から生まれたという伝説を持つそうです。なんとも神秘的ですね。

 

また、この仏像は磨岸仏(まがんぶつ)と言って、洞窟内の大理石を彫り出して作られています。

現代のように機械もなかった時代に、一体どのようにして洞窟の岩肌から美しい仏像を彫り出したのか気になりますね。

 

10:フィエンコ洞窟(Huyen Khong Cave)

ダナン,五行山,フィエンコ洞窟

五行山のハイライトと言われているフィエンコ洞窟。

 

この洞窟は、ホアギエム洞窟と中で繋がっており、ホアギエム洞窟の奥を進んだ場所にフィエンコ洞窟があります。

洞窟の中は、これまでに見てきた他の洞窟とは違って遥かに大きく、ハイライトと言われる理由を実感します。

 

中の階段を進むと見えてくる、五行山の中で最も大きな仏像が見どころです。

 

天井にはベトナム戦争時の空爆によって空いた大きな穴があります。

晴れた日にはこの穴から太陽光がスポットライトのように差し込み、仏像と光が織りなす幻想的な雰囲気を感じることができます。

 

15スポット全てを観光しない場合には、フィエンコ洞窟とホアギエム洞窟だけを見ていくのもアリです!

 

11:タムタイ寺(Tham Thai Pagoda)

ダナン,五行山,タムタイ寺

五行山のおよそ中心に位置しているタムタイ寺は、赤い瓦屋根が特徴的な寺院のひとつです。

2番目のリンウン寺のようにカラフルで爽やかな雰囲気があり、笑顔を見せている大黒様が特徴的です。

 

タムタイ寺は漢字では三台寺と書きます。

三台(さんたい)とは、古代中国の天文学で使われる星の名前で、3つの星を併せて三台と呼ぶそうです。

トゥイーソンは、3つの峰があることから別名タムタイマウンテンとも呼ばれているのですが、その理由とタムタイ寺には何か関係があるのかもしれません。

 

12:タムトン寺(Tam Ton Pagoda)

ダナン,五行山,タムタイ寺

タムトン寺は、他の寺院と比較すると小さめですが、どこか可愛げのある寺院です。

寺院の庭園は綺麗に手入れされており、小さな池には美しい花が咲いています。

 

13:トゥタム寺(Tu Tam Pagoda)

ダナン,五行山,トゥタム寺

トゥタム寺はたくさんの仏像があり、他のスポットとは少し異なり面白いです。

写真には写っていませんが、それぞれの掌に眼が1つ描かれた千手観音像や、「お坊さんが拝んでいる姿」を見ている猿の像などがちょっと不思議&印象的です。

 

14:展望台②(View point)

ダナン,五行山,展望台

五行山の2つ目の展望台は、山を下った少し低い位置にあります。

 

1つ目の展望台よりも、より鮮明にダナンの街を見渡すことができるだけでなく、五行山の他4つの山々も見渡せます。

 

有料ですが望遠鏡もあります。料金は1回 5000ドン(約25円)です。

望遠鏡でさらに景色を味わってみるのも良いですね!

 

15:アンフー洞窟(Am Phu Cave)

ダナン,五行山,アンフー洞窟

山の麓の駐車場前にアンフー洞窟があります。

 

縦長で巨大な洞窟内は、地獄風のモニュメントやレリーフが行く手を阻みます。

牛頭馬頭(ごずめず)という鬼のレリーフのライトアップからは、特に地獄を感じられます。

牛頭馬頭(ごずめず)は仏教において地獄にいるとされる鬼で、牛の頭に体は人身の姿をした牛頭と、馬の頭に体は人身の姿をした馬頭のことを言います。

 

一番奥まで進んいくと、背後からネオン風にライトアップされている仏像が台座に安置されています。

ライトの相乗効果もあり、仏様がより一層神々しく輝いています。

この仏様は、地獄菩薩といい、地獄に落ちた人々を救済する菩薩であると考えられています。

あの閻魔大王の化身であるとも言われる地獄菩薩は、アンフー洞窟に訪れた人々をも救済してくれるのでしょうか。

 

洞窟の中をくぐり抜けると、出口(ゲート2)に到着します。

アンフー洞窟は入場料が別料金でかかりますが、穴場パワースポットとして行ってみるのも良いですね!

 

 

 

観光ルート

 

トゥイーソンには、3種類の観光ルートがあります。

うち、2つはきつい階段から始まります。

この階段は、ミンマン帝が初めて山中の洞窟寺院を訪れる際に建てたと言われています。

 

ゲート1(階段)

ゲート1は、タムタイ寺の下にあります。

タムタイ寺へと続く約150段の階段を上ることから始まるハードコースです。

順路としては、12、13、14番目の観光スポットを見た後、エレベーターかゲート2を目指しながら各スポットを廻る流れです。

 

ゲート2(階段)

ゲート2は、駐車場から近い場所にあります。

ここから傾斜のきつい階段を上がり、2番目の観光スポットのリンウン寺から廻る順路です。

ゲート2も最初から階段を上るコースですが、この階段は約110段なので、ゲート1と比較したらちょっとだけ上ってみようという気持ちになります。

 

また、駐車場の奥の方にトイレがあります。

トイレはコースの途中にもいくつかありますが、観光前に寄っていくと安心です。

 

ゲート2付近のエレベーター

最初から100段以上の階段はちょっと厳しい。。。という方には、エレベーター利用をおすすめします。

こちらはゲート2付近にあり、およそビル4、5階分の高さを一気に昇ってから各スポットを廻る順路です。(エレベーターで昇った後にも階段は続きます!)

 

 

注意点

 

服装

道中はアップダウンの激しい階段が多くあります。

また、五行山は大理石でできているため、足元が滑りやすいので雨の日は特に注意が必要です。

 

さらに、日によっては気温が40度を超え、日差しが強くなります。

 

五行山を訪れる際には、しっかりと暑さ対策をし、パンツなど動きやすい服装や、サンダルよりも足全体をきちんと保護できる靴で安全に楽しみましょう!

 

持っておくと便利なアイテム

  • 帽子
  • サングラス
  • 日焼け止め
  • 汗拭きシート、タオル
  • 虫よけスプレー(木々が生い茂っているため、虫よけ対策をすることもおすすめです。)
  • ペットボトルの水(途中でも水は買えますが、水分補給はお忘れなく!)

 

 

まとめ

 

今回は、ダナンの有名観光地である五行山を、歴史や由来、行き方などと共にご紹介しました。

 

ベトナムでは昔からパワースポットとして栄えていた五行山。

パワースポットというだけあり、神秘的な場所が多くあります。

 

さらに、五行山に登った後には、ダナンのビーチを一望できるご褒美と言わんばかりの絶景を眺めることができます。

 

実際に行く時には、五行山の由来や歴史のことを知っておくと、より楽しむことができると思います。

ダナンを訪れた際はぜひ一度立ち寄って、神秘的なパワーをもらいましょう!

 

詳細情報

 

 

※この記事に記載されている情報は2020年5月のものです。本記事に記載されている情報は予告なしに変更される場合がございますが、ご了承ください。

 

 

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