穴場リゾート・ムイネーはどんな所?見所やローカルグルメなどを紹介!

穴場リゾート・ムイネーはどんな所?見所やローカルグルメなどを紹介!

ベトナム南部の穴場リゾート「ムイネー」は、ホーチミン市民が週末を過ごす保養地としても知られており、近年は日本人旅行者も増加しています。

今回はそんなムイネーの見所やローカルグルメなどをご紹介します!

基本情報

アクセス

ホーチミン市から約230kmのところにあるビントゥアン省の町・ムイネーまでは、車やバス、列車でアクセスすることができます。

バスの場合はミエンドン・バスターミナルでチケットを購入することができ、運賃は13万ドン(約780円)、所要時間は3〜5時間ほどです。

 

列車の場合はサイゴン駅〜ファンティエット(ビントゥアン省の省都)まで11万ドン(約660円)、所要時間は4時間30分ほどです。

 

ハノイ市からムイネーへ行く場合は、ホーチミン市まで空路で移動してからファンティエットまで陸路で移動、またはカムラン空港まで空路で移動し、ニャチャンから車で約200km移動する方法があります。

ベストシーズン

ムイネーのベストシーズンは乾季にあたる12月〜5月で、中でも2月〜4月が天気が良いとされています。

6月〜11月の雨季でも比較的降雨量が少ないため、年間を通して観光を楽しめるのが特徴です。

観光スポット

ムイネー漁村(Muine Fishing Village)

ファンティエットから北へ約23kmの場所に位置するムイネー漁村。

穏やかな海に浮かぶ何百ものカラフルなカゴ舟が目印です。

 

こちらでは毎日午前5時〜午前8時頃までシーフードマーケットが開かれており、長い夜を海で過ごした漁師たちが獲れたての魚やエビ、カニ、イカ、ホタテ、ハタ、エイなどを担いで岸に戻ってくる光景を見ることができ、新鮮な魚介を購入することも可能です。

 

また、海沿いには屋台やオープンエアのレストランが並び、フォーやバインミー、バインセオといったベトナム料理や、様々なシーフードが手頃な価格で提供されています!

砂丘

複数のツアー会社が白砂の砂丘「ホワイトサンデューン」と赤砂の砂丘「レッドサンデューン」、蓮池、フェアリーストリーム(妖精の渓流)などを回るツアーを提供しています。

ホワイトサンデューンでは10kmにも及ぶ白砂の砂丘が続く神秘的な風景が楽しめます。

 

こちらでは砂の上をジープで走るサンドバギーといったアトラクションが用意されており、30分20ドル(約2900円)ほどで利用することが可能です。
 

また、夏には2つの淡水蓮池でピンクの蓮が咲き乱れ、白砂の砂丘とのコントラストが美しい光景を見ることができます!

 

レッドサンデューンは錆びたような赤や茶色で、夕日が沈む頃にはとても美しい景色になるそうです!

こちらではプラスチック製のソリを利用することができ、料金は1回2万ドン(約120円)です。

タク山(Ta Cu Mountain)

タク山へはタクシーやレンタルバイクでアクセスすることができます。

海抜563mのこの山を登るのには約1時間15分を要し、入場券は大人が5万ドン(約300円)、子どもが3万ドン(約180円)です。

 

トレッキングをして頂上を目指すことも可能ですが、往復25万ドン(約1500円)でケーブルカーを利用することも可能です。

ケーブルカーで10分ほどの頂上では、東南アジアで最も長いとされている59mの白い涅槃像を見ることができます。

コータックビーチ(Co Thach Beach)

古代の岩を意味するコータックビーチは、海藻に覆われた小石やさまざまな形や大きさの岩が並ぶ珍しいビーチです。

このビーチを訪れるのに最適な時期は3月〜4月で、大きな岩のほとんどが緑色の苔に覆われた、美しい景色を楽しむことができます。

チャンパ遺跡

●ポシャヌタワー(Poshanu Towers)

ファンティエットの北東約7kmに位置するポシャヌタワーは、チャンパ王国の最も貴重で重要な文化遺跡の1つです。

8世紀後半に建てられたこの塔群は、ヒンドゥー教の神であるシヴァ神を祀っています。

 

1990年〜2000年まで修復作業が行われ、旧暦1月には新年の幸運を祈願するチャム族の人々によって、塔のふもとでリジャ・ヌガ(Rija Nuga)祭とポー・ムバン・ヤン(Poh Mbang Yang)祭が行われています。

 

●ヴァン・トゥイ・トゥー寺院(Van Thuy Tu Temple)

グーオン(Ngu Ong)通りには1762年に建立されたヴァン・トゥイ・トゥー寺院があります。

こちらの寺院には東南アジア最大のクジラの骨格標本があり、クジラの神が祀られています。

クジラの骨格は長さ22m、重さ65tもあるそうです!

ローカルグルメ

バインカン(Banh Can)

米粉と卵を混ぜたものをたこ焼き器のような型に流し込み、炭火で焼くバインカン。

もともとはチャム族の庶民食でしたが、今ではムイネーの朝食の定番メニューとして親しまれています。

 

バインカンにはエビや豚ひき肉、イカなどが入っており、魚の煮込みや漬物などが添えられています。

ファンティエットでは6 Cao Thang通り、B60 Nguyen Phuc Nguyen通り、40 Tuyen Quang通り、Huynh Thuc Khang通り沿いの複数の屋台で食べることが可能です。

魚・貝のサラダ

ムイネーは魚や貝のサラダでも有名です。

魚のサラダはイワシや生野菜、春雨、特製つけダレで構成されており、貝のサラダは細かく刻んだ貝の身と豚肉、野菜、ローストピーナッツ、フライドオニオンを甘酸っぱい魚醤で和えていただきます。

 

魚とキャッサバをファンティエット特産のライスペーパーで巻いた生春巻きもあり、地元の人によるとこちらの料理はVo Thi Sau通りにあるレストラン「Dung」が1番美味しいそうです!

豚肉/エビ餃子(Banh Quai Vac)

豚肉やエビが入った餃子「Banh Quai Vac」もムイネーで食べたい料理の1つです。

小麦粉で作られた餃子の中には豚肉またはエビが詰まっており、ネギと豚の脂身を揚げたもの、甘酸っぱいソースをかけていただきます。

 

この料理はファンティエット市場やビーチ沿いの屋台で食べることが可能です。

ター鍋(Lau Tha)

ムイネーの代表的な料理であるター鍋は、エビや豚骨、カニの足、トマト、玉ねぎなどで出汁をとったスープにニシンとバナナの花、キュウリ、青いマンゴー、豚バラ肉などが入った鍋です。

 

この鍋の発祥地はムイネーの漁村ですが、ここ数十年で他の地域にも広まったそうです。

ター鍋はNguyen Dinh Chieu通りの「Soc Nau」と「Seahorse Bistro」がおすすめです!

宿泊施設

ホームステイ

宿泊料金は1泊50万ドン(約3000円)前後ですが、海から遠く離れていることが多いです。

主に新しい体験を求める外国人グループに人気があります。

中級ホテル

Nguyen Dinh Chieu通り沿いに多く、1泊70万~100万ドン(約4200〜6000円)で宿泊することができます。

高級ホテル

​​Anantara Mui Ne Resort」や「The Anam Mui Ne」といった5つ星ホテルではプライベートプールやビーチビューの客室があり、1泊1000万ドン(約6万円)で宿泊することが可能です。

まとめ

今回はムイネーの見所やローカルグルメ、宿泊施設などをご紹介しました!

ハノイ市からは少し距離がありますが、ホーチミン市からはアクセスしやすいため、週末や連休の旅行にいかがでしょうか?

旅行の際にはぜひ参考にしてみてください!

 

※この記事に記載されている情報は2023年8月のものです。本記事に記載されている情報は予告なしに変更される場合がございますが、ご了承ください。



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