ベトナム最後の秘境「フーコック島」*おすすめのアクティビティや名物などをご紹介!
皆さんはベトナム最後の秘境と言われる「フーコック島」に行ったことがありますか?
フーコック島は近年日本人旅行者にも注目されている、美しい海を持つビーチリゾートです。
今回はハノイ市から2時間、ホーチミン市から1時間のフライトで気軽に行くことができるフーコック島の観光スポットやローカルグルメ、宿泊施設などをご紹介します!
基本情報
アクセス
フーコック島へはベトナム航空、バンブー・エアウェイズ、ベトジェットエア、ベトラベル航空が直行便を運航しており、往復運賃は200万~300万ドン(約1万2000〜1万8000円)ほどです。
直行便の他、フーコック島へはスピードボートやフェリーでもアクセス可能で、海路の場合は本土のハーティエン(Ha Tien)やラックザー(Rach Gia)からフーコック島まで約2時間でアクセスすることができます。
島内での主な移動手段はタクシーやバイクとなり、バイクのレンタル料は1日10万〜15万ドン(約600〜900円)です。
ベストシーズン
ベストシーズンは11月〜4月で、気温が高く海が穏やかな日が多いため、様々なアウトドア・アクティビティに最適です。
5月〜10月にかけては雨季となり、海水浴には適しませんが、高級ホテルでのホテルステイや雨が止んだ後を狙ってテーマパークなどを楽しむことができます。
観光スポット
フーコック島は中心部(Duong Dong Town)、南部、東部、北部の4つのエリアに分かれており、島を満喫するには少なくとも2日を要するため、3日以上の滞在が理想的です。
サオビーチ(Sao Beach)
フーコック島の南端にあるサオビーチは、ターコイズブルーの海と白い砂浜が広がる美しいビーチです。
このビーチではジェットスキーやカヤック、ウィンドサーフィン、釣り、シュノーケリング、ダイビングなど、様々なアクティビティを楽しむことができます。
中でもダイビングツアーの利用がおすすめで、30万~150万ドン(約1800〜9000円)で珊瑚礁や様々な種類の魚を間近で見ることが可能です!
ロングビーチ(Long Beach/Bai Truong)
ロングビーチはフーコック島で1番長いビーチです。
ビーチ沿いには多くの飲食店やモーテル、リゾートホテル、マッサージ店などが並んでいます。
海の透明度はサオビーチと比べると少し低いため、ロングビーチでは海水浴よりも海沿いでグルメやお酒を楽しみたいという方におすすめです*
ディンガウ寺院(Dinh Cau Temple)
ディンガウ寺院はディンガウビーチの岩場に建つカラフルな色が特徴の寺院です。
1937年に建てられたこの寺院は1997年に修復され、フーコック島で最も参拝者の多い寺院となっています。
フーコック島内屈指のサンセットスポットにもなっているので、夕方に参拝に行き、寺院からサンセットを眺めてみてはいかがでしょうか?
フーコックナイトマーケット(Cho Dem Phu Quoc)
「フーコックナイトマーケット(Cho Dem Phu Quoc)」は週末の午後5時〜11時まで開催されているナイトマーケットです。
美味しい海鮮料理を堪能できるだけではなく、香辛料や調味料、手工芸品などの特産品が販売されているため、お土産も購入することができます。
外国人観光客には高額で請求されることもあるため、しっかりと値下げ交渉をすることをおすすめします!
ホークオックパゴダ(Ho Quoc Pagoda)
フーコックパゴダとも呼ばれているホークオックパゴダは、島内屈指のパワースポットとして知られている寺院です。
中国南部の仏教文化の影響を受けた本堂は、とても煌びやか!
頂上までは長い階段を登る必要がありますが、海や山に囲まれているため360度美しい景色を眺めることができます。
フーコック刑務所
ココナッツプリズンとも呼ばれるフーコック刑務所は、かつて南部最大の刑務所であり、戦時中には3万2000人以上の政治犯が収容されていたという刑務所跡地です。
現在は戦争を伝える歴史博物館として利用されており、フーコック島の観光スポットの1つとなっています。
上映室ではフーコック島の歴史を学ぶことができ、展示場では43の遺物、100以上の文書図版、収容所の記録を見ることができます。
トム島(Thom Islet)
近年、注目を集めているトム島。
フーコック島南端のアントイから全長7899mもある世界最長のケーブルカーでアクセスすることができ、上空からは青く澄んだ海を見下ろすことができます。
トム島ではダイビングや海底散策ツアーもあり、水中写真を撮影してもらうことも可能です!
その他、フーコック島のホテルでは半日〜1日で利用できるアイランドツアーを提供しているので、ご興味のある方はチェックしてみてください!
ローカルグルメ
生ニシンのサラダ(Goi ca trich)
生ニシンのサラダは高級店〜格安店まで、島内のほとんどのレストランで食べることができます。
ニシンと新鮮な野菜、ハーブ、ココナッツ、ピーナッツなどが合わさったサラダをライスペーパーで包み、魚醤をつけていただきます。
フーコック島の名物となっているので、ぜひ食べてみてください!
ブンケン(Bun Ken)
ブンケンは魚出汁とココナッツミルクを合わせた汁にブン(米麺)を加え、発酵させたパパイヤや野菜、ハーブなどを乗せた料理です。
魚出汁にはカレー粉やターメリックが加わっているため、まろやかなタイカレーのような味わい。
フーコック島ではナイトマーケットと屋台「Ut Luom」でしか見かけませんが、クセがなく食べやすいため見つけた際にはぜひ試してみてください!
シーフード
フーコック島に来たらやはりシーフードは欠かせません!
特にウニがおすすめで、焼いたりサラダに入れたり、お粥にしたりと様々な食べ方があります。
エビやイカ、魚だけではなく貝の種類も豊富なため、ぜひ気になったものを注文して美味しいシーフードを堪能してみてください*
宿泊施設
格安ホテル
ほとんどの宿泊施設はユーンドン市にあり、2つ星ホテルは1泊60万ドン(約3600円)〜、3つ星〜4つ星ホテルは100万〜150万ドン(約6000〜9000円)で宿泊することができます。
●おすすめの宿泊施設
リゾートホテル
フーコック島には複数のリゾートホテルがあります。
静かでゆったりとした滞在を求める方は、ビーチ近くのリゾートホテルがおすすめです。
●おすすめの宿泊施設
- Salinda Resort Quoc Resort Island
- Fusion Resort Phu Quoc
- JW Marriott Phu Quoc Emerald Bay Resort & Spa
- Vinpearl Resort & Spa Phu Quoc
- Saigon Phu Quoc Resort & Spa
まとめ
今回はフーコック島の観光スポットやローカルグルメ、宿泊施設などをご紹介しました。
週末や連休には、フーコック島で美しいビーチと美味しいシーフードを堪能してみてはいかがでしょうか?
旅行の際にはぜひ参考にしてみてくださいね!
※この記事に記載されている情報は2023年8月のものです。本記事に記載されている情報は予告なしに変更される場合がございますが、ご了承ください。