ベトナムの隠れ家リゾート・クイニョン|見所やホテルなどをご紹介!
ホーチミン市から飛行機で約1時間10分、ハノイ市からは1時間半の場所にある、クイニョン。
ニャチャンとホイアンの間に位置しています。
そんなクイニョンには、のどかな田園風景と美しいビーチ、そしてチャンパ王国が残した古代遺跡があります。
今回は、そんなクイニョンの見所やホテル、ローカルフードなどをご紹介します!
アクセス方法
ハノイ市やホーチミン市からクイニョンへ行くには、飛行機を利用するのが1番早いです。
ベトナム航空、ベトジェットエア、ジェットスター、バンブーエアウェイズが毎日クィニョンへ直行便を運航しています。
フーカット空港から町の中心部までは、シャトルバスかタクシーで約35kmです。
クィニョンへは、ホーチミン市から約650km離れており、そこからバスや電車を利用することもできます。
バスで約12時間、料金は1人約22万ドン(約1300円)〜。
列車の場合は、ホーチミン市から約13時間、運賃は座席25万2000ドン(約1460円)〜、寝台は44万2000ドン(約2560円)程度です。
見所
ゲンラン・ティエンサー(Ghenh Ranh-Tien Sa)観光地区
バオダイ(Bao Dai)王が休暇を過ごす場所として選んだのが、クイニョンの中心部から3kmほどのところにあるゲンラン・ティエンサー観光地区です。
Hoang Hau(クイーン)ビーチは、ベトナム最後の王であるバオ・ダイ王の妻、Nam Phuong王妃が訪れたことにちなんで名づけられました。
このビーチの特徴は、巨大な鳥の卵のような何百もの丸い石があり、以前は「Da Trung(石の卵)ビーチ」として知られていました。
バイセップ(Bai Xep)漁村
わずか1平方キロメートルほどの面積のバイセップは、クイニョンで最も古い漁村と言われています。
クイニョン市街地から13kmほど離れた場所に位置するこの村には、約100人が住み、近海でエビや魚の養殖をしながら生計を立てています。
2016年、アメリカのニュースサイト「Business Insider」がアジアの「16の隠れた宝石」の1つとして紹介したことで一躍有名になりました。
近年は観光ブームを受けて、ホームステイ事業やコーヒーショップを始める人もおり、竹竿をレンタルして釣りをするのも良いかもしれません。
ニョンハイ(Nhon Hai)漁村
クイニョン市街地から10kmほど離れたフオンマイ(Phuong Mai)半島にあるニョンハイ島も、古い漁村です。
この村は、長期滞在する外国人も増え、観光客の増加とともに急速に変貌を遂げつつあることから、観光プロジェクトやレストラン、宿泊施設の開設を目指す起業家も出てきているのだそう。
ニョンハイ島では、干潮時や乾季にのみ海面に姿を現す古代チャンパの城塞を歩くことができます。
コー(Kho)島
ニョンハイ村からカヌーで3分のところにあるコー島は、クイニョンで最も人口の多い小島です。
ダイビングで珊瑚を観察したり、ビーチでアクティビティを楽しんだり、シーフードを食べたりすることができます。
コー島の真ん中にある小さな砂浜にはウミガメの保護区があり、夜になるとウミガメの産卵を見ることができます。
また、美しいビーチをバックに写真撮影を楽しむ観光客も多いです。
キーコー(Ky Co)島
「ベトナムのモルディブ」とも呼ばれるキーコー島は、クイニョンのホットな観光地として知られています。
キーコー島への移動は、インターネットやホテルで借りることができるレンタルバイクが便利です。
また、キーコー島へのボートサービス、食事、ダイビングがセットになったツアーを申し込むことも可能です。
ビンディン遺跡
かつてチャンパ王国の海港都市であったクイニョンは、「海のシルクロード」の重要中継点として、東西の文化交易をつなげてきました。
ビンディン遺跡は、そのチャンパ王国の栄華を今に残す古代遺跡で、ヒンドゥー教の影響を大きく受けたことから、ヒンドゥーの神々を奉る繊細な彫刻が遺跡郡に刻まれています。
夕暮れ時には西日に照らされて赤く染まり、神秘的な美しさが際立ちます。