ベトナムの洞窟が凄い!世界遺産のフォンニャケバン国立公園を紹介!

ベトナムの洞窟が凄い!世界遺産のフォンニャケバン国立公園を紹介!

宿泊が必要なフォンニャケバン国立公園内の洞窟

ダイA〜オーバー〜ピグミー洞窟

<写真:©️公式HP

 

ダイA(Dai A)〜オーバー(Over)〜ピグミー(Pygmy)洞窟ルートは、2017年12月にクアンビン省人民委員会が同ルートの開拓を許可しました。

この3つの洞窟はすべてヴォム(Vom)洞窟システムに属しています。

ピグミー洞窟まではダイA、オーバー洞窟の2つを通るため、2泊3日の時間をかけて、小川や高くて急な斜面を歩いたり、洞窟で睡眠をしたりして20kmを移動します。

ピグミー洞窟の突き当りにある「Kong Collapse」の景色はとても幻想的です。

ハマド渓谷〜チャアン洞窟

<写真:©️公式HP

 

ハマド渓谷(Hamad valley)〜チャアン洞窟(Tra Ang)洞窟ルートは、2016年8月に試験運用が開始されました。

チャアン洞窟は、長さ17km、深さ650mで、バー洞窟やソンドン洞窟から水が流れてきているのだそう。

こちらは1泊2日のツアーで、洞窟内にグリーンリバーリバーが広がる景色を見ることができます。

シントン渓谷〜トゥイチュン洞窟

<写真:©️公式HP

 

シントン渓谷(Sinh Ton Valley)トゥイチュン洞窟(Hang Thuy Cung)では、石灰岩、非カルスト地形、平野、洞窟から地下の湧水、原生林まで、様々な地形を見ることができます。

また、このルートには数多くの鳥が生息しており、ベトナムの絶滅のおそれがある野生生物に分類されている動植物も生息しています。

このツアーは1泊2日で、長さ600mの洞窟内で泳ぐことも可能です。

Thuong小川〜エン洞窟

<写真:©️公式HP

 

エン(En)洞窟の全長は1645mで、1泊2日のツアーが催行されています。

なんと、このエン洞窟は、ピーターパン「PAN~ネバーランド、夢のはじまり~」の映画のロケ地にもなったそうです。

洞窟内には何千羽ものコウモリや鳥類が生息しています。

バー洞窟〜ヌックナッツ洞窟

<写真:©️公式HP

 

バー(Va)洞窟〜ヌックナッツ(Nuoc Nut)洞窟は、総走行距離は約10kmで1泊2日のツアーですが、比較的行きやすいコースです。

バー洞窟は、緑がかった透明な水面から多数のコーンのようなものがそびえ立っているのが最大の特徴で、洞窟内では水遊びもすることができます。

ツアーは2月〜8月末までしか催行されないため、時期に注意が必要です。

ソンドン洞窟

<写真:©️公式HP

 

ソンドン(Son Dong)洞窟の長さは、世界最大の9kmを誇り、高さは約240mもあるのだそう。

ソンドン洞窟は最難関と言われており、自然の景観を破壊しないことや、環境への悪影響を最小限に抑えることを目的に、年間に数百名のみしかアクセスすることができません。

ツアーにかかる日数は4泊5日と長めです。

その他の観光アトラクション

シュエンソンホー征服ツアー

<写真:©️公式HP

 

シュエン・ソン・ホー(Xuyen Son Ho)征服ツアーでは、フォンニャ洞窟の入り口からカヌーまたはカヤックで洞窟内を探検し、休憩を挟みながら4.5kmの距離を進みます。

スタート前には安全についてのガイダンスがあり、靴やライフジャケット、懐中電灯、ヘルメットなどの貸し出しがあります。

このツアーは毎日催行されており、所要時間は4〜6時間です。

8人青年ボランティア洞窟

<写真:©️公式HP

 

8人青年ボランティア洞窟(Historic cave 8 She Youth Volunteer)は、1972年、ベトナム戦争時代に兵士へ物資を供給していたルートを守るため、米軍の攻撃により犠牲になった男女を追悼するお寺があります。

その近くには、8人が亡くなった洞窟が残っていますが、中に入ることはできません。

ヌックモック エコトレイル

<写真:©️公式HP

 

ヌックモック エコトレイル(Nuoc Mooc Eco-trail)は、フォンニャケバンの自然が満喫できる場所で、アスレチックやカヤックなどのアクティビティが用意されています。

入場料は8万ドン(約400円)で、130cm以下は無料です。

フォンニャ植物園

<写真:©️公式HP

 

フォンニャ植物園(Phong Nha Botanic Garden)は、主要な観光スポットの1つで、美しい植物と滝、湖を見ることができます。

熱帯林に囲まれた植物園は、2つのルートがあり、短い休暇やピクニックに適しています。

服装・持ち物

服装

歩行路が設置されている洞窟を見る場合には、あまり服装を気にする必要はありません。

しかし、ツアーでしか行くことができないような洞窟に行く場合には、長袖長ズボンがおすすめです。

寒さが心配な場合は薄手のジャケットがあると良いでしょう。

長距離を歩くため、靴は歩きやすいもので汚れても大丈夫なものを選びましょう。

入水する可能性もあるため、乾きやすい素材のものが良いです。

持ち物

ツアーを申し込む際には、事前に知らされた物を準備しましょう。

その他、飲み物や日焼け止め、タオル、サングラス、帽子、虫除けなど、水分補給や日焼け止め対策ができる物があると便利です。

  

まとめ

今回はフォンニャケバン国立公園についてご紹介しました。

公園内には、気軽に数時間で見て回れる洞窟や、洞窟内でのキャンプが必要となる場所まで様々。

ベトナム国内でまだ行ったことがない場所に行ってみたいという方や、世界遺産の洞窟で探検してみたいという方、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

一生の思い出に残ること間違いなしです!

詳細情報

 

※この記事に記載されている情報は2022年3月のものです。本記事に記載されている情報は予告なしに変更される場合がございますが、ご了承ください。



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