ベトナムの調味料は臭い？辛い？ヌクマムやサテなど有名所を紹介

2019-09-14更新

ココナッツキャラメル（Nuoc mau dua：ヌオックマウズア）

ココナッツキャラメルソース

「ココナッツキャラメル」はココナッツジュースを煮詰めてつくられたカラメルのような調味料です。ベトナムでは「ヌオックマウズア（Nuoc mau dua）」と呼ばれています。主に煮物料理に甘みを加えたり、お菓子の味付けとして使われたりします。一般的なキャラメルソースに比べると甘さは控えめで、少し苦みがあるところが特徴です。1本2万ドン（約100円）前後で購入可能です。

チリソース（Tuong ot：トゥンオット）

ベトナムのスーパーでチリソースが売っている様子

「チリソース」はベトナムのローカル食堂には必ずと言っていいほど置いてあります。ベトナムでは「トゥンオット（Tuong ot）」と言います。「チリソース」と聞くとかなり辛そうに聞こえますが、酸味と甘みが混ざった独特の味をしています。

ベトナムだけでなく東南アジア全域で人気のある調味料で、ファーストフード店でもフライドポテトにつけるソースとしてよく置いてあります。種類やサイズも豊富にあり、1本7000ドン（約35円）から購入できます。

クリスピーシュリンプ（Tep say：テップサイ）

ベトナムのクリスピーシュリンプ

ベトナムの「クリスピーシュリンプ」は甘辛い味付けがされている干しエビです。ベトナムでは「テップサイ（Tep say）」と言います。エビのうま味が詰まっているので、そのまま食べるのもいいですし、日本のサクラエビと同じようにお好み焼きなどの具材として使うのもおすすめです。1瓶5万ドン（約250円）程度で購入可能です。

ポークフロス（Cha bong thit heo：チャーボンティットヘオ）

ベトナムのポークフロス

「ポークフロス」は味を付けた豚肉を乾燥させて細かくしたものです。ベトナムでは「チャーボンティットヘオ（Cha bong thit heo）」と言います。さきイカのようにお酒のおつまみとしてそのまま食べたり、料理に加えてブタ肉のうま味や風味をプラスしたりと味わい方は様々です。白いご飯にそのままかけてふりかけのように食べるのもおすすめです。1瓶3万ドン（約150円）程度で購入できます。

クローブ（Dinh huong：ディンフオン）

フォーを作るときに欠かせない「クローブ」

「クローブ」は非常に強い香りを持つことでも知られているスパイスの一種で、主に肉の臭みを消す効果があります。ベトナムでは「ディンフオン（dinh huong）」と呼ばれています。日本で「クローブ」を料理に使用したことのある人は少ないかもしれませんが、ベトナムではベトナムの定番料理である「フォー」を作る上で欠かせない香辛料です。