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ベトナム配車アプリ、アメリカやブラジルに進出
<ベトナム系配車アプリFastGoは史上初となるサービスの海外展開を狙っている(写真:VnExpress)>
ベトナム系配車アプリ企業のFastGoは2019年以内にアメリカやブラジルに進出する計画を立て、海外へのサービス拡大を狙っているという。
CEOのNguyen Huu Tuat氏はVnExpressの取材に対し、海外でその他の配車アプリと競争することに乗り気だと話した。
同氏は「我々の投資家はアメリカやブラジルに住んでいるため、次の進出先としてこの地域を選んだ」と語った。
今回の方針は、Fast Goがミャンマーへサービスを拡大してから1ヶ月後に明らかになった。現在、ヤンゴンでは既に1000人以上のドライバーがFast Goに登録しており、Tuat氏は2019年内にユーザー200万人突破を狙っているという。
2019年、Fast Goはその他の海外市場への参入も視野に入れており、その第一歩として配車アプリのGo-Jekがシェアを占めるインドネシアに進出する予定だという。
Tuat氏は「できるだけ早くグローバルに展開してほしい」という投資家の要望に応え、急速な海外展開の計画を立てているという。
Tuat氏は「できるだけ早くグローバルに展開してほしい」という株主の要望に応え、海外展開の計画を立てているという。
FastGoは2019年6月までに韓国やアメリカの投資家からさらに5000万ドル(約55億円)の資金を調達することを目標にしている。
Tuat氏は「GrabやUberは十分な資本を持っているだろうが、FastGoはより良い選択肢を顧客に提供することでマーケットシェアを獲得したい」と続けた。
FastGoはドライバーからコミッションは受け取らず、ドライバーが1日あたりの最低料金以上を稼いだ場合のみ売り上げの一部を回収する。また、FastGoはラッシュアワーの際でも料金は高騰しないが、チップをドライバーに渡す仕組みがあるという。
FastGoは2018年6月にサービスを開始して以降、ベトナムで最初に成功したベトナム系配車アプリ企業である。現在は4万人のドライバーを抱え、12都市と地域でサービスを展開している。
報告によると、2018年8月、FastGoはベトナムの投資企業VinaCapital Venturesから300万ドル(約3億2000万円)の出資を受けたという。
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