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ホーチミン市、温室効果ガス削減に向けた対策を検討
<ホーチミン市天然資源環境省は低燃費車両の利用を促進している (写真:news.zing.vn )>
ホーチミン市天然資源環境省が開催した会議で温室効果ガスを削減するための対策が話し合いが行われた。
11月20日に行われた会議では、企業に再生可能エネルギーの利用や節電を促進する方法に焦点が当てられ、話し合いが行われた。
企業や家庭が省エネ製品や環境に優しい製品を利用しやすくするため、技術援助が提供される方針だ。
また、人々のエネルギー効率についての意識を高めること、公共でのエネルギー消費を減らすためのエネルギー効率についてのプログラムも会議の目的となった。
交通機関の分野では、温室効果ガス排出量を減らす必要があるという意識を高めること、自家用車の使用を制限すること、公共交通機関を発達させることや、公共交通機関の利用を促進させる必要があるということに焦点が当てられた。
また、会議では燃料効率の促進方法や、燃料をたくさん消費する古い車両を徐々に排除すること、空気を汚染しないきれいなバイオ燃料の提唱、再生可能なエネルギーを用いた信号機の投資などが話し合われた。
ホーチミン市天然資源環境省は、資源の固形廃棄物を削減するため教育を通して社会の再利用可能な製品の利用を促進し、廃棄物の分別や廃棄物削減についての意識を高めるという対策案を紹介した。
廃棄物削減についての教育は、社会にリサイクルや製品の再利用を促進し、固形廃棄物による環境への影響を最小限に抑えることに繋がるという。
また、企業にリサイクル製品の市場作りを促し、民間企業にリサイクル製品の市場流通を呼びかけた。
ホーチミン市天然資源環境省は関係当局に対して、優遇政策を実行するか、企業の土地使用料の削減や減税、リサイクルへの技術的支援などの支援を通じて、リサイクルに努めるよう関係当局に求めた。
また、企業がエネルギー効率ときれいで再生可能なエネルギーを生産できるよう支援する活動も提案された。
当局は、温室効果ガス排出量を計算し、排出量を削減するための対策について議論した。
水文気象学及び気候変動に関する部門の部長であるMai Tuấn Anh氏は、会議で話し合われた温室効果ガス削減対策案は、ホーチミン人民委員会庁舎に報告される見込みだと話した。
天然資源環境省によると、ベトナムでは2018年までの二酸化炭素排出量は4億トンと推計され、2020年までに5億トン、2025年までに6億トン、2030年までには8億トンになる見込みだという。
天然資源環境省によると、現在ホーチミン市では3850万トンの二酸化炭素が排出されており、ベトナム全土での二酸化炭素排出量の13%近くを占めるという。
出典:vietnamnews
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