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ベトナムで「人食いバクテリア」に30人感染、4人死亡
2020年11月26日(木)14時30分 公開

<写真:tuoi tre>
11月24日までの時点で、クアンチ省総合病院では「人食いバクテリア」への感染症例を30件確認されたと同病院のLe Van Lam医師が明らかにした。
そのうち、4人が死亡し、1人が重症で大きな病院で治療を受けているという。
人食いバクテリアは劇症型溶血性レンサ球菌感染症の通称で、手足の壊死(えし)を引き起こして死に至ることもあるという。
日本でもプロ野球の埼玉西武ライオンズで当時の投手コーチを務めていた森慎二氏が体調の不調を訴えたわずか3日後に毒性の強い溶血性レンサ球菌(溶連菌)の感染による敗血症で死亡する出来事が起きていた。
クアンチ省で死亡が確認されたのは同省の沖合で沈没した貨物船「ベトシップ1号の乗組員であるN.V.Bさん(51)と、同省居住のH.V.Vさん(75)、N.T.Lさん(62)、H.C.Dさん(47)の4人だ。
クアンチ省総合病院では例年、年間約10人の人食いバクテリアに感染した患者を受け入れているが、今年はその数が急激に増加したという。
その背景にあるのは10月以降に各地で発生した洪水だ。頻発した洪水により、生活環境や畑などの作業場の環境が悪化したことが原因として考えられているという。
人食いバクテリア を起こす細菌は虫刺されや切り傷など小さな傷口から体内に侵入する。体内で組織を破壊しながら細胞を壊死させていく。
その後細菌が血管に到達すると血液と一緒に全身に回り、肺や肝臓などの機能を低下させるという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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