違法入国のコロナ患者、濃厚接触者は全員陰性

2020年12月28日(月)15時30分 公開
違法入国のコロナ患者、濃厚接触者は全員陰性

<写真:2020年4月、ハノイで新型コロナウイルスの検査に登録する人の様子>

 

ベトナムに違法入国したのち、新型コロナウイルスの陽性と確認されたベトナム人男性について、保健省は27日22時までに、男性の濃厚接触者(F1)15人は1回目の検査で全員陰性と確認されたと発表した。

また、F1の濃厚接触者であるF2については129人おり、自宅隔離の措置が取られているという。
ベトナム政府系メディアが報じた。

 

陽性と判定された男性は国内1440人目の患者で、ミャンマーからタイとカンボジアを経由して、ベトナムに違法に入国していた。
12月24日に隔離された当時、男性は無症状であったが、その後に行われた検査で陽性と判定されていた。

男性は現在ビンロン省の病院で隔離されている。

 

ビンロン省の保健局は関係当局と協力し、男性の通過した経路や濃厚接触者を調査しているという。

 

当初、男性はカンボジアと国境を接するタイニン省から陸路でベトナムに入国したと供述していたが、27日、タイニン省ではなくアンザン省アンフー郡から不法入国し、ロンアン省タンアン市へ向かい、ビンロン省に向かったと供述を変更したという。

アンザン省人民委員会のLe Van Phuoc副委員長が明らかにしている。

 

男性の供述を受け、アンザン省の国境警備隊と警察は男性の行動履歴の確認を急いでいるという。

さらに、タイニン省と同様、アンザン省も国境警備を厳格化するよう指示したという。

 

当初、男性はホーチミンにも立ち寄ったとの供述もしていることから、5区や8区などホーチミン市内でも一部のエリアが封鎖されているという。

 

 

 

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