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ホーチミン、入国の外国人専門家を再検査か
<写真:VN Express>
20日、ホーチミン市人民委員会は、関連機関に対し、同市に入域した全ての外国人専門家に対し、再検査を行うよう要請した。再検査の対象となる到着日は言及されていない。
同市人民委員会は、労働を目的に同市へ入域した外国人専門家の検査を行うために労働傷病兵社会局と調整を行うよう、保健局に割り当てたという。
ホーチミン市疾病管理センター(HCDC)のNguyen Tri Dung氏は最近では特に、今年1月から現在までにホーチミン市へ入域した日本人専門家の健康観察を行っていると話した。
1月1日から現在までで、700人近くの日本人専門家がホーチミン市に到着し、そのうち200人以上が同市内で労働をしているという。
2月18日以降、ホーチミン市疾病管理センターは、新型コロナウイルスの感染拡大防止策の一環として検体採取などを行うため、区に対して外国人専門家の情報を共有しているという。
専門家らに対する再検査は、日本人男性がハノイ市内のホテルで死亡しているのが発見され、その後新型コロナウイルスの陽性と判定されたことを受けて開始された。
現在の規定では、ホーチミン市に入域する外国人は14日間の隔離と、隔離機関中に最低2回の検査が義務付けられている。
ホーチミン市人民委員会は、新型コロナウイルスの感染状況は、基本的に制御下にあるものの、特にテト(旧正月)明けに市外から入域する人々を介して市内で感染が拡大する危険性はあるとしている。
トゥドゥック市とその他の区では、過去14日間に他の地域から市に戻った人に対して、検査の実施と医療申告が求められているという。
また、工業団地や企業は、職場での安全を確保するため、感染拡大防止対策を講じる必要がある。
ホーチミン市では過去9日間、市中感染は確認されていない。
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