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ベトナム、18歳未満の子供へのワクチン接種10月にも開始か
<写真:VN Express>
保健省は10月15日までに18歳未満の子供への新型コロナウイルスのワクチン接種に関するガイドラインを発行する方針だ。
保健省のDo XuanTuyen副大臣は10月11日に全国63の省・市とのオンライン会議を開催し、ワクチン接種の進捗状況の評価を行ったという。
オンライン会議では学校や居住地におけるワクチン接種の実施形態についても議論が行われたという。
ホーチミン市で2022年から学校を再開することが計画されていることを受け、10月10日に同市の専門家らが子供に対するワクチン接種の計画を緊急提案したという。
ベトナムには全国で約2500万人の子供がおり、そのうちホーチミン市に居住する5〜18歳の子供は約180万人。
成人に対するワクチン接種は全国的に進んでいるものの、子供に対するワクチン接種は実施されておらず、感染リスクが高まることが懸念されている。
小児病院1のNguyen Thanh Hung院長によると、子供や青年の新型コロナウイルス感染は、成人と比較して一般的に重症度や死亡率が低いが、長期的に見ると子供の心身の健康に大きく影響するという。
現在、世界各国で12〜18歳の子供を対象にしたワクチン接種が行われているという。
11日、アメリカではファイザーが米国食品医薬品局(FDA)に5〜11歳の子供の新型コロナウイルスのワクチン緊急使用の承認を申請した。
キューバでは9月に世界初となる2歳以上の子どもへの新型コロナウイルスワクチンの接種が開始されている。
保健省の Tran Van Thuan副大臣は、現在同省がガイドラインを作成中であることを認め、10月には12歳〜17歳を対象にしたワクチン接種を開始し、順次11歳以下に接種対象を拡大させる計画であると明らかにした。
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