ベトナムへの日本人観光客数、2022年上半期は約600%の増加

2022年08月04日(木)15時40分 公開
ベトナムへの日本人観光客数、2022年上半期は約600%の増加

<写真:iStock>

 

ベトナム観光総局のグエン・チュン・カイン局長によると、ベトナムへの日本人観光客数は上半期に前年同期比594%増の2万8200人となり、回復の兆しを見せている。

 

同局長が2日に開催された愛媛県観光会議の場で明らかにした。

 

愛媛県観光会議はパンデミック後初のベトナムと日本で行われた観光促進イベントの1つであり、愛媛県の中村知事が同県の観光の特色を紹介した。

 

愛媛県にある3000年の歴史を持つ日本最古の温泉である道後温泉は、宮崎駿監督のアニメーション映画「千と千尋の神隠し」の舞台となった場所として知られている。

 

滑床渓谷での紅葉狩りや冬のスキー、しまなみ海道のサイクリングや名産品のミカンの紹介が行われた。

 

カイン局長によると、2019年には前年比15%増である約100万人の日本人観光客がベトナムを訪れており、日本はベトナムの観光市場の中で3番目の地位を占める重要な観光市場である。

 

また、日本を訪れるベトナム人観光客も急増しており、2019年に日本は前年比27%増のベトナム人観光客50万人を受け入れている。

 

多くのベトナム人が勉強や仕事、旅行、ビジネスで訪日しており、日本政府観光局(JNTO)の吉田憲司所長によると、ベトナム人が日本を訪れる主な方法はツアー旅行である。

 

2022年3月に実施されたJNTOの調査では、参加者の61.8%が「日本を訪問するためにパッケージツアーを購入する」と回答し、69.6%が「旅行会社からアドバイスをもらい旅行する」と回答している。

 

この調査結果はベトナムと日本間の観光を促進する上で旅行会社やツアーオペレーターが重要な役割を担っていることを示している。

 

 

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