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ベトナムの人口、来年4月に1億人を突破する見込み

2022年11月29日(火)15時15分 公開
ベトナムの人口、来年4月に1億人を突破する見込み

<写真:VnExpress>

 

保健省によると、ベトナムの国民は現在約9900万人となっており、来年には1億人に達する見込みである。

 

同省人口家族計画部のファム・ヴー・ホアン副部長は28日の会合で、1億人目の国民は2023年の4月頃に誕生する可能性が高いことを明らかにした。

 

人口総局によると、ベトナムでは毎年約100万人の新生児が誕生している。

 

人口の増加は多くの利益をもたらすが、国の社会経済的発展にとって家族計画や10代若者の健康管理というような多くの課題ももたらす。

 

現在のベトナムでは15歳〜49歳までの女性約2500万人が出産適齢期を迎えており、2030年には2600万人に増加することが予想される。

 

それに伴い同国では家族計画の必要性が高まっているが、少数民族のコミュニティが主に居住する地域では家族計画には多くの問題や課題があるという。

 

また、思春期・青少年のリプロダクティブ・ヘルスケアとセクシャル・ヘルス、家族計画、性的安全の必要性も政府の課題となっている。

 

ベトナムでは全人口の14.4%にあたる1400万人以上が10歳〜19歳で48.3%が女性、15〜19歳のグループは全人口の6.8%を占める660万人である。

 

保健省の発表で多くの女性が避妊の知識や方法にアクセスできておらず、中絶の半数は望まない妊娠を解消するために行われていることが明らかになっている。

 

「ベトナムの子供と女性のための持続可能な開発目標(2020-2021)」の調査によると、25〜29歳の女性の中絶率が最も高く(1000人あたり9人)、次いで20〜24歳の女性(1000人あたり7人)、30〜39歳の女性(1000人あたり6人)、15〜19歳の女性(1000人あたり1人)の割合で中絶が行われている。

 

安全でない中絶は出血や子宮頸管の裂傷といった多くの問題を引き起こす可能性があり、最悪の場合には出血は致命的となる可能性がある。

 

ベトナム政府は2021年〜2030年の国家人口戦略で、10代と若年層の意図しない妊娠の数を3分の1に減らしたいとしている。

 

国連人口基金(UNFPA)による11月15日の報告によると、世界人口が80億人に達しており、ベトナムの人口は世界で15番目、アジアで8番目、東南アジアで3番目である。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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