おすすめのプロモーション
ビンズオン省の失業者の困難、野草や廃品で生計を立てる
<写真:VnExpress>
ビンズオン省では2022年後半以降の工場受注減の影響によって多くの労働者が失業し、失業者は野生の葉を摘み、廃品を集めて生計を立てるというような非常に困窮した状態となっている。
同省の第2フンロイ団地には1700室以上あり、ピーク時には5000人の居住者がいたが、昨年7月以降には失業者が帰郷し始め、現在は帰郷する資金もない約1300人が残っている。
政府統計によると、同省はベトナム南東部全体で最も世界的需要減退の影響を受けており、2022年末までに同省では約2万8000人の労働者が職を失い、24万人が労働時間短縮となった。
帰郷する資金もない失業者は雇用が再開することを期待し、リサイクル品の回収や野生のホテイアオイを摘むなどして1日数万ドンの稼ぎで生計を立てているという。
アンザン省出身のヘンさんは数年前に孫の面倒を見るためにビンズオン省に呼ばれたが、子供たちが失業し、自分自身でスクラップ収集で生計を立てざるを得なくなった。
子供が産まれたばかりのウトさん(30)は労働時間が短縮され、月収が400万〜500万ドン(約2万2580〜2万8230円)まで低下しており、乳児を養うことも難しい状態となっている。
労働者の多い地域でコンビニエンスストアを営んでいたトゥーさんは近辺で1番裕福であったというが、現在は借金があり、生活費を稼ぐためにアヒルを育てている。
多くの労働者が後払いで商品を買っていたが、失業してトゥーさんに支払うことができなくなったという。
労働・傷病兵・社会問題省によると、12月末時点でベトナム国内企業の約530が受注減を報告し、合計で63万7000人以上が失業か労働時間が短縮されている。
専門家は輸出市場に依存する繊維や皮革、木材、機械産業が、2023年第1四半期末まで衰退を続けると予測する。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。