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約7割が2023年に不動産購入を予定:消費者心理レポート
<写真:VnExpress>
ベトナムのオンライン不動産仲介サービス大手「Batdongsan.com.vn」が最近発表した「不動産消費者心理レポート」によると、回答者の7割近くが今年中に不動産を購入する予定であることが明らかになった。
今回の調査は不動産市場に関心のあるベトナム人1000人を対象に、市場満足度と住宅購入能力、市況、金利、政府の政策、将来的な不動産価格の各指標に基づいて評価されている。
回答者は現在の銀行のローン金利について「不当に高い」と考えており、ベトナム不動産市場の消費者心理指数は2022年初めの47ポイントから低下して36ポイントとなった。
同レポートでは全体の80%が今後5年以内に不動産価格が上昇するとしており、5人に1人は上昇率が10%を超える可能性があると回答している。
また、保有物件が多い回答者ほど購入意欲が高いことが明らかとなっており、不動産を2件以上所有している回答者の79%、3件以上所有している回答者の87%が今後1年以内に不動産を購入する予定であると回答した。
購入の理由については、投資目的が全体の61%を占めている。
世帯収入が月4000万ドン(約22万円)未満の世帯では、全体の46%が住宅ローンの返済に収入の40〜60%を充てる意向を示した。
世帯収入が月4000〜7000万ドン(約22万〜38万円)以内の世帯では、67%が住宅ローンの返済に同割合を充てるとしている。
「Batdongsan.com.vn」の戦略ディレクターであるレ・バオ・ロン氏によると、昨年少なくとも1件の不動産を購入した人々は、世帯収入が月4000〜7000万ドンの世帯が70%、7000万~1億ドン(約38〜54万円)の世帯が75%、1億ドン(約54万円)以上の世帯が86%であった。
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