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ホーチミン市、シンガポールの投資拡大を要請
<写真:VnExpress>
ベトナムとシンガポールにおけるビジネス環境と協力に関する会議が9日に開催され、ホーチミン市貿易投資促進センター(ITPC)はシンガポールに対して、高速道路や環状道路、メトロといった数十億ドルに相当する主要インフラプロジェクトへの投資を呼び掛けた。
ITPCのプレゼンテーションには、15兆9000億ドン(約916億6410万円)のホーチミン-モクバイ高速道路、10兆ドン(約576億3476万円)のカンゾー橋、19兆2000億ドン(約1106億5875万円)の環状道路4号線、6兆ドン(約345億8086万円)のロンビンICD港といった主要な交通インフラプロジェクトが含まれている。
また、63兆4000億ドン(約3654億395万円)のメトロ3A線2区間、41兆1000億ドン(約2368億9796万円)のメトロ3B線、100兆5000億ドン(約5792億7603万円)のメトロ4号線といったメトロプロジェクト、スマートシティ運営センターやデータ処理センターといったプロジェクトが含まれる。
シンガポール中国商工会議所(SCCCI)のクー・チュン・ケン代表は、「ホーチミン市とベトナム全土の投資環境は新型コロナウイルスからの回復後に有利な状況となっており、約1億人の人口や訓練された労働力等が非常に魅力的である」と述べている。
在シンガポール・ベトナム貿易事務所のカオ・スアン・タイン一等書記官によると、先月のファム・ミン・チン首相によるシンガポール訪問後、シンガポール企業がベトナムの工業と商業を中心に注目しているという。
シンガポールは1月時点でベトナムに投資する140の国・地域の中で2位となり、登録資本金は約720億ドル(約9兆8325億円)に上り、ホーチミン市ではシンガポールが116の国・地域の中で最も多いFDIを占めている。
シンガポールはホーチミン市に1677以上のプロジェクトを展開し、その投資総額は140億ドル(約1兆9132億円)以上に上る。
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