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ベトナムはインターネットの違法利用が多い国の上位:政府関係者
<写真:VnExpress>
情報通信省のグエン・タイン・ラム副大臣は「YouTubeの違法行為が100件あれば、ベトナム人ユーザーによるものは55件である」として、同国がインターネットが違法利用されている世界トップクラスの国であると述べた。
この発言は27日に同副大臣がホーチミン市で開催された多チャンネルネットワークに関する会議に参加した際のものである。
同副大臣によると、違反行為には著作権侵害やポルノコンテンツの販売まで含まれる。
複数のコンテンツクリエイターが依然として違法行為に依存し、利益を得ている事実があり、その責任の一端はコンテンツやユーザーを管理していないYouTubeやTikTok、Facebookといったプラットフォームにあるという。
また、健全ではないコンテンツに報酬を使う広告主にも責任がある。
ある企業の代表者はどのチャンネルに広告を流しても問題がないかを判断することは非常に困難であるため、広告出稿しても問題のない「ホワイトリスト」が必要であると指摘する。
同省によると、現在は放送禁止チャンネルのブラックリストも含めて作成が検討されているという。
同省のレー・クアン・トゥー・ドー長官は、有害コンテンツ制作者への制裁や一般市民のアクセス防止、プラットフォームとの協力による違反チャンネルの削除といった幾つかの措置を取る予定であることを明らかにしている。
現在ベトナムはコンテンツ配信や課税、電子商取引、広告などの問題に焦点を当て、TikTokの活動に対する検査を始めており、同長官によると、TikTokの「態度と協力性」次第で同プラットフォームがベトナム国内で禁止される可能性があるという。
4月に情報省は「有害なコンテンツを含む動画がTikTokで横行しているが、同プラットフォームは積極的な防止策を講じていない」としており、検査は6月中に終了する予定である。
TikTokのベトナム代表であるグエン・ラム・タイン氏は、法律を遵守することがプラットフォームにとって最優先事項であるとしている。
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