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ハノイでの火災後、ホーチミンの防火設備販売が急増
<写真:Tuoi Tre>
ハノイ市で先週初めに発生して56人が死亡した団地火災を受け、ホーチミン市での防火設備の需要が急増している。
トゥードゥック市にある防火・消火システムを設計するブイ・ヴァン・チウ氏は、友人から防毒マスク、縄ばしご、消火器などの防火用具に関するアドバイスを求める電話が増えているという。
多くの友人たちが12日に発生したハノイ市の火災を聞いて心配を抱えており、チウ氏は「皆さんは規格外品を避けるため、検査スタンプのある一流店で防災用品を購入すべきである」と助言した。
ホーチミン市郊外のニャーベー郡に住むクアン・チュオンさんは、ハノイ市の火災を受けて、16日午後に縄梯子と消火器を購入したという。チュオンさんは「防火・消火設備はアパートには備えられているが、用心するに越したことはない」と語っている。
同じく同市ビンタイン区の住民であるファム・トゥー・フエンさんも、ハノイ市の火災での縄ばしごの活躍を知り、週末に購入を決意した。
地元メディアの取材によれば、同市1区のグエン・タイ・ビン(Nguyen Thai Binh)通り、カルメット(Calmette)通り、そして7区のフイン・タン・ファット(Huynh Tan Phat)通りにある防災用品店での売り上げが急増している。
特にガスマスク、縄ばしご、消火器の需要が高まっているという。
カルメット通りに店を構えるフオンさんは、多くの商品がすでに売り切れであることを明かし、「5mの縄ばしごはわずか2つしか在庫がない。20m以上のものは完売である」と説明した。
さらに、フオンさんはハノイ市の火災後、供給業者が火災安全製品の価格を2倍に上げたため、フオンさんの店もそれに応じた価格での販売を余儀なくされていると付け加えた。
同市タンビン区のコンホア(Cong Hoa)通りにある店のオーナーであるグエン・リンさんは、火災後の13日から消防用品に関する電話が多数寄せられたが、同店には十分な在庫がなかったという。
ハノイ市の団地火災の後、多くの人々が製品を購入するために同店に連絡を取り、予約を申し込んでいるが、ガスマスクの提供は来週まで、縄ばしごの提供は9月末まで待たなければならない。
Lua Viet社は商品の供給が追いつかず、消防用品の需要が急増していると報告している。同社によれば、ガスマスクと消火器は安定して供給できる状態にあるが、避難はしごは予約が必要で、納品には2週間を要する。
防火用品はeコマースサイトでの購入も可能だが、品質や原産地の確認が難しいため、多くの消費者はオンライン購入に慎重である。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。