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ベトナムとブラジル、協力協定締結による関係の一層の強化
2023年09月27日(水)14時29分 公開

<写真:Tuoi Tre>
ベトナムのファム・ミン・チン首相とブラジルのルーラ・ダ・シルバ大統領が共同声明を発表し、2国間関係の一層の深化を確認した。
この背景にはファム・ミン・チン首相のブラジル公式訪問中の4つの重要な協定署名がある。
両首脳による会談では、来年の外交関係樹立35周年に向けての両国の友好と協力の拡大が強調された。
経済貿易関係において、ベトナムはブラジルの主要な取引先となっており、2030年までの貿易額は150億ドル(約2兆2371億円)を目指す計画である。
チン首相はブラジルに対し、ベトナム製品の輸入促進や市場経済地位の迅速な承認を要望している。
また、今回の公式訪問では南米南部共同市場(メルコスール)との自由貿易協定交渉の進行も確認された。
共同声明では国防、安全保障、スポーツ、技術革新、気候変動、バイオ燃料、熱帯林保護などの分野での協力が明示されている。
両国は1982年の国連海洋法条約(UNCLOS)の遵守を強く意識しており、その再確認も行われた。
ベトナムの外交政策の一部として、経済や投資の大国との接触を強化するチン首相の方針が、今回の成功の要因と見られる。
両首脳は教育、国防、農業、外交に関する4つの協定の署名をしており、ベトナムとブラジルの関係は新たな展開を見せることが期待されている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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