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高級リゾートヴィラ、在外ベトナム人から人気
<写真:znews.vn>
ベトナム不動産仲介協会(VARS)の最新報告によると、ベトナム国外で定住するベトナム人は、リゾートヴィラや高級ヴィラなど、流動性が低くニッチな不動産を購入する傾向にあるという。
これらは退職後の生活や投資目的で選ばれることが多い。
7月1日から施行される予定の新土地法では、国外居住のベトナム市民とベトナム系市民に対して、土地使用権とその土地に付随する財産所有権の証明書が発行される。
VARSによれば、近年、ベトナムに送金される外貨が増加している。
ベトナム国家銀行のデータでは2023年の送金額が約160億ドル(約2兆4676億円)に達し、前年比で32%増加した。
世界銀行の推定によると、過去3年間における平均送金額は年間170億~180億ドル(約2兆6220億〜2兆7761億円)であり、ベトナムは世界でトップ10、アジア太平洋地域でトップ3の送金受け入れ国となっている。
VARSは新しい法律枠組みにより、在外ベトナム人がベトナムでの不動産投資や所有がしやすくなると指摘する。
特に、中心地やその周辺地域のアパートが投資対象として人気がある。これらは運用や賃貸に適した物件と評価されている。
さらに、高級ヴィラやリゾート不動産など、流動性が低い不動産も在外ベトナム人には魅力的であるとともに、支払い能力に合ったものであるという。
サヴィルス・ベトナムのトロイ・グリフィス副社長は「新法律が過去の問題を解決し、投資時のリスクを軽減するためのより良い条件を提供する」と述べている。
法律の変更により、ベトナム人が国外で得た資産を元に、再びベトナムでの投資を考えるケースが増加している。
また、税制優遇や法的支援が提供されれば、さらに多くの在外ベトナム人が不動産投資を行う可能性がある。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。