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ベトナムのがん患者、年間12万人以上が死亡
2024年05月14日(火)00時00分 公開

<写真:www.baobaclieu.vn>
世界保健機関が公表した最新の報告によると、ベトナムでは年間約12万人ががんで亡くなっており、これは東南アジア地域の中で比較的高い死亡率であることが明らかになった。
この統計は、グローバルがんデータセンター「GLOBOCAN 2022」の最新のデータから得られたものである。
報告書によれば、世界全体での新規がん患者数は1990万人に上り、そのうち970万人が死亡しているという。
ベトナムでは、新たに約18万人のがん患者が報告されており、死亡者数は12万人以上にのぼる。
最も死亡率が高いがんの種類は、肝臓がんや肺がん、胃がんであるという。
ホーチミン市がんセンター副院長であるディエップ・バオ・トゥアン博士は、ベトナムの新規がん患者の割合は平均的であるが、死亡率が東南アジア地域で高い主な理由は、がんの発見が遅れるためであると指摘している。
統計によると、50%から80%の患者が、がんが進行した第3〜4段階で初めて医療機関を訪れており、その結果、治療成績が期待以下であることが多いという。
同市がんセンターでは、2023年に約80万回の診察を行い、3万7000回の手術、18万回以上の放射線治療、30万回の化学療法を実施している。
さらに、ターゲット治療や免疫療法も積極的に行われており、患者の診察および治療の回数は増加しているという。
同市保健局副局長のグエン・アイン・ズン博士は、がん治療には高額な費用と最先端技術が必要であるため、予防と早期発見、効果的な治療が重要であると述べている。
また、医療施設の物理的な基盤と設備の強化や医師の技術向上により、がんの予防と進行の抑制を図るべきだと強調している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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