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ノイバイ空港、ターミナル拡張に約5兆ドンの投資
＜写真：dantri.com.vn＞
ベトナムのノイバイ国際空港T2ターミナルの拡張プロジェクトにより、チェックインカウンターが24から120に増設され、手荷物受取ベルトが2から8に増設される。
19日午後、ファム・ミン・チン首相が同プロジェクト第12工事パッケージの起工式に参加した。
同パッケージは、このプロジェクトの中で最も重要なものである。
ベトナム航空港公社（ACV）によると、同プロジェクトは既存のターミナルと拡張部分を含む約41万2000㎡の敷地に建設され、総床面積は20万100㎡に達する。
運行能力は年間1000万人から1500万人に増加する予定である。
拡張によってセルフチェックインカウンターは24から34に、搭乗ブリッジは15から29に増設され、関連施設も拡充される。
プロジェクトの総投資額は約4兆9960億ドン（約307億1840万円）であり、そのうち主要な建設・設備パッケージは約4兆6000億ドン（約282億8320万円）となる。
資金はすべてACVの自己資金から賄われる。
同首相によると、国家の発展と国際化によって多くの空港が過密状態にある。
特に、タンソンニャット国際空港とノイバイ国際空港が代表例であり、空港の運営品質と安全を確保するための投資計画が必要となっている。
現在はタンソンニャッ国際空港のT3ターミナルとロンドターミナルの建設も進められている。
ノイバイ国際空港は、2023年に約3000万人の旅客数と約70万トンの貨物量を記録し、国内第2位の旅客量を誇る重要な空港である。
多くの国際的な訪問団や国家元首を迎える拠点でもあり、国家の安全保障にも関わる重要な施設となっている。
2021年から2030年までの全国空港システム開発総合計画によれば、2030年までに同空港の年間旅客容量は6000万人に、2050年までに1億人に達する予定であり、首都圏に第2の空港を建設する計画も進行中である。
同空港のT2ターミナル拡張は、過密状態の解消に不可欠であり、遅延は許されない。
拡張が完了すれば、同空港は設計能力を年間3000万人に増加させ、最大4000万人まで対応可能となり、サービス品質と国際競争力が向上する。
同首相は、2025年12月31日までにプロジェクトを完了するよう指示し、迅速かつ確実な工事進行を求めた。
施工業者が品質や進捗に影響を与える違反を犯した場合、責任を負うのは監督者および投資者である。
同空港の全体計画は、斬新な発想と戦略的な視点で進める必要があり、段階的な投資を行いつつも、全体像を見据えた開発が求められる。
同空港は最新の技術を取り入れた緑豊かで現代的な空港として整備されることを目指している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
