雨量70ミリ以上の降雨、ハノイは30箇所が浸水

2024年06月04日(火)07時00分 公開
雨量70ミリ以上の降雨、ハノイは30箇所が浸水

<写真:dantri.com.vn>

 

ハノイ下水・排水公社によると、雨量が70mm/hを超える降雨の場合、同市内ではトーリック川およびニュエ川流域を中心に30箇所が浸水する見込みである。

 

5月31日午後、同社は2024年雨季の排水計画に関する会議を開催した。

 

同社はトーリック川流域の77.5k㎡、ターニュエ川流域の大部分の58k㎡、フーニュエ川流域の115.7k㎡、ロンビエン流域の62k㎡の管理を担当している。

 

同社によると、気候変動の影響がますます顕著になっており、国家水文気象センターの予測では、2024年は異常気象が予想され、猛暑が多発する可能性が高い。

 

また、異常な大雨や激しい雷雨、ひょうなども頻繁に発生する見込みである。

 

同社の評価では、雨量が50mm/h未満の場合、同市内での浸水は基本的に発生せず、地形が低い場所や排水システムの故障が原因で水がたまる可能性があるに過ぎない。

 

しかし、雨量が50〜70mm/hの場合、2024年には同市内で11カ所の浸水ポイントが発生し、トーリック川流域では8カ所が浸水する。

 

一方、雨量が70mm/hを超える場合、短時間で集中的に降る雨が排水システムを超過し、同市内でさらに19カ所の浸水ポイントが発生する。

 

このうち、トーリック川流域ではさらに8カ所の浸水が発生し、ニュエ川流域では、8カ所の浸水が発生する見込みである。

 

同社は浸水の原因として、多くの大規模インフラプロジェクトの遅延、中心市街地における多くの低地の存在、古い排水管の劣化、ゴミや未処理の油脂が多く排出される地域があることを挙げている。

 

同社は大雨や長時間の雨による浸水を防ぐため、現行の排水システムの能力を最大限に活用し、管理、維持、運用を徹底する予定である。

 

 

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