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中国の西沙諸島へのレーダー設置、ベトナムが懸念を表明
2024年11月04日(昨日)07時00分 公開
<写真:tuoitre.vn>
ベトナム外務省は10月31日の定例記者会見において、中国が西沙諸島(ベトナム名:ホアンサ諸島)にレーダーを設置するためのインフラ整備を進めているとの報道に対し、極めて懸念しているとの立場を示した。
特に、同諸島内のトリトン島での動きに注目が集まっている。
外務省副報道官であるドアン・カク・ベト氏は、ベトナムが西沙諸島に対する主権を持っていることを再度強調し、「主権侵害に対して断固として反対する」と述べた。
ベト氏はさらに、ベトナムが国際法、特に国連憲章および1982年の国連海洋法条約に基づき、平和的な手段で主権を守ることを強調した。
英紙『ガーディアン』が引用したシンクタンク「チャタム・ハウス」の分析によれば、中国はトリトン島でインフラ整備を進めており、そこに対艦ミサイル発射装置や高度なレーダーシステムが設置される可能性がある。
このレーダーが運用されると、中国の南シナ海における監視能力が大幅に向上すると指摘されている。
過去には、中国はベトナムのスプラトリー諸島に属するスビ礁などにも違法にステルス対抗レーダー(SIAR)を建設しており、海南島でも同様のシステムを展開している。
1974年に中国は武力を行使して西沙諸島を占拠し、その後も違法な建設と改造を進めてきた。
ベトナムは同諸島に対する正当な主権を繰り返し主張し、国際法に基づく十分な法的根拠があると強調してきた。
ベトナム外務省は引き続き、中国によるこれらの違法な動きに反対し、国際社会に対しても支持を訴えている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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