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日本航空、ベトナム市場でのシェア拡大を目指す

2024年11月20日(昨日)07時00分 公開
日本航空、ベトナム市場でのシェア拡大を目指す

<写真:tuoitre.vn>

 

日本航空(JAL)は定時運航率の高さを活かし、ベトナム市場での市場シェア拡大を目指している。

 

ベトナムでは顧客が移動体験の質を重視する傾向が強まっており、JALはこのニーズに応える戦略を展開している。  

 

先週末にホーチミン市と日本を結ぶ路線の開設30周年記念式典が開催された。

 

JALのベトナム営業所長である宮城孝浩氏によると、JALは1994年11月16日に大阪とホーチミン市を結ぶ国際線を初めて運航して以来、日越両国間の経済、文化、観光交流を促進する重要な架け橋となってきた。

 

2019年には路線網の拡大とサービス向上により、JALの乗客数は過去最高を記録した。

 

JALは現在、66カ国・地域の199都市へ運航しており、パンデミックの影響を受けた後、2023年にはパンデミック前の135%に相当する乗客数の回復を果たしている。  

 

宮城氏は「ベトナム市場での回復は、国際観光需要の増加だけではなく、JALが提供する高品質なサービス、定時運航率、そして安全性への取り組みを反映している」と述べ、日越間の友好と貿易、観光の促進に尽力する姿勢を強調した。

 

現在、JALはホーチミン市発2便、ハノイ市発1便の毎日運航を行っている。  

 

航空情報提供会社Ciriumによると、JALはアジア太平洋地域で定時運航率2位を誇る。

 

Ciriumは予定時刻から15分以内の到着および出発を「定時」と定義しており、JALの運航の正確さが高く評価されている。  

 

2024年1月以降の8か月間で、ベトナムを訪れた日本人観光客数は約46万1000人で、前年の79%に達した。特に10月には5万5902人が訪問している。

 

日本円の下落によって日本人の海外旅行需要が減少しているが、ベトナムは他の観光地と比較して物価が低いため、日本からの観光需要は大きく減少しないとみられる。

 

ベトナム国家観光局の統計によれば、日本は中国や韓国などに次ぐベトナムへの主要観光客送客国の1つであるが、順位は上位10カ国の中で中間に位置している。  

 

JALは定時運航率の高さを武器に、ベトナム市場での競争力を高めるとともに、両国間の経済および文化交流のさらなる促進を目指している。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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