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ホーチミンのメトロ1号線、22日午前10時に正式運行開始
<写真:thuonghieucongluan.com.vn>
ホーチミン市の都市鉄道(メトロ)1号線が、12月22日午前10時より正式に運行を開始することが発表された。
この発表は19日に開催されたホーチミン市経済社会記者会見で、都市鉄道管理委員会によって行われたものである。
運行開始初日には1号線全14駅が開放され、市民に向けて新たな公共交通サービスが提供される。
さらに、運行開始から30日間はホーチミン市議会の決定に基づき、全利用者に対して無料でサービスが提供される予定である。
最初の6か月間は午前5時から午後10時まで、8~12分間隔での運行となり、7か月目以降は午後11時30分まで運行時間が延長される。
ピーク時には5分間隔、通常時には10分間隔、閑散時には15分間隔での運行が計画されている。
運賃は1回の利用で7000~2万ドン(約44~126円)、1日乗車券が4万ドン(約252円)、3日乗車券が9万ドン(約567円)と設定されている。
さらに、一般向け月額定期券は30万ドン(約1890円)、学生向けは15万ドン(約945円円)で販売される。
6歳未満の子供、60歳以上の高齢者、障がい者は引き続き無料で利用可能である。
利便性の向上も重視されており、駅周辺には駐車場が整備され、ヴォーグエンザップ通りやハノイ高速道路沿いに設置された歩道橋を利用して駅にアクセス可能となっている。
さらに、全駅には詳細な案内板や路線図が設置されるとともに、駅員やボランティアが配置されることで、初めて利用する市民にも安心な環境が提供される。
試験運行期間中には多くの市民がメトロを体験し、全体的に好評を得ていたが、ゴミのポイ捨てや衛生面での課題が一部指摘された。
この問題に対応するため、ボランティアスタッフを増員し、利用者への案内を強化する取り組みが行われた。
正式運行開始後も、引き続き市民の声を取り入れながら、利便性と快適さの向上を図る方針である。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。