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サイゴン川沿いに創造公園、新たな都市の象徴を目指す
<写真:nguoiquansat.vn>
ホーチミン市の省轄市であるトゥードゥック市は11日、サイゴン川沿いに新たなランドマークとなる「創造公園(サンタオ公園)」を正式に開設した。
この公園は2024年に完成したバソン橋からサイゴン川トンネルまでのサイゴン川岸公園に続く都市開発プロジェクトの一環であり、ホーチミン市の発展を象徴する新たな象徴となることを目指している。
創造公園はバソン橋からトゥーティエム橋までの約1kmにわたる広大な敷地を占めており、幅は100~120m、総面積は約10haに及ぶ。
園内には30mにわたるグラフィティウォールが設置されており、若い世代の創造性や活気を表現する象徴的な存在として注目を集めている。
この公園は、地域住民だけではなく観光客にとっても魅力的な場所となることを目指しているという。
トゥードゥック市インフラ管理センターのリュウ・バン・タン所長によると、公園の開設はベトナム統一50周年の節目を祝う意味を持ち、歴史と未来への敬意を示す場としての役割を果たすことが期待される。
また、公園は地域の伝統と現代的な都市生活を調和させる場としても位置づけられ、新都市区トゥーティエムの文化的・歴史的価値を称える目的も持っている。
トゥーティエム教会やアンカイン寺院、聖十字架修道会など、周辺の伝統的な建造物とともに、公園内には多目的スポーツエリア、スケートボード場、ピックルボールコート、国際基準に準拠した衛生設備など、現代的で多機能な施設が整備されている点も大きな特徴である。
これにより、公園は地域社会の多様なニーズに応える場として活用される見通しである。
このプロジェクトはトゥードゥック市内の企業との協力によって、わずか2カ月という短期間で完成した。
特にソンキムグループをはじめとする企業の社会化資金が開発を支えた点が特筆される。公園の設立は公共と民間が連携して地域社会の発展に寄与するモデルケースとなった。
トゥードゥック市人民委員会は創造公園を同市の新しい象徴として位置づけており、住民や観光客にとって理想的な目的地となることを目指している。
今後、公園では創造性をテーマにした多彩なイベントや活動が計画されており、地域の魅力をさらに高めることが期待されている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。